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【日刊ドローン情報 No.101】ARS-tech、ドローンと有人ヘリコプターを組み合わせた広範囲の測量サービスを提供

 ドローンは,航空機との飛行領域のすみ分けから,飛行高度は150m以下に制限されており,150m以上の高度で飛行させたい場合は許可承認が必要となります。
 近年は,台風や洪水,地震など災害が多発しており,その被害状況の把握にドローンが活用されていますが,損害保険会社などからの要請で広範囲の被害状況を赤外線カメラで撮影したり,写真,レーザー測量したりすることがあるようです。広範囲の撮影や測量となると,当然飛行高度は高くなるため,場合によってはドローンでの対応が困難になることがあり,ARS-tech社はそのようなニーズをくみ取り広範囲の測量サービスを提供しているようです。ドローンならどんな空撮や測量もできるということではないということです。
 ドローン点検・測量の専門家いわく,これと同じように,一般的に誤解されがちなのが,高価な機体や装備であればどんな案件もできると思われていることだそうで,機体や装備もどこで,どんな点検・測量をするのか,によって使い分ける必要があるということです。プロの仕事をするには,やはり豊富な知識と状況に応じた対応が必要になります。

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