![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80126549/rectangle_large_type_2_3fa6184f5de8b01026bfb083b176ee77.png?width=1200)
Photo by
euoni
【日刊ドローン情報 No.62】地上に標定点の設置が不要な国産ドローン、エアロセンスが開発
【日刊ドローン情報 No.60】で測位技術には,大きく分けてGPS方式,RTK方式,SLAM方式の3つあると記載しましたが,今回の記事はこのうちのRTK方式の改良版にあたります。
RTK(リアルタイムキネマティック)方式は,GPS(GNSS)のほかに,地上に配置した固定局からの電波を受信することで,固定局からの位置を把握し,GPSからの位置情報を補正することで精度を向上させています。
今回の記事に記載されているPPK(ポストプロセッシングキネマティック)方式は2種類のGPS(GNSS)から受信した電波の到着時間差からドローンの位置を正確に算出するということで,固定局の設置が不要となります。
作業が簡略化できるうえに,高精度な測量が可能で,国土交通省が定めた公共測量で基準とされる,水平・垂直ともに精度±5cm以内をクリアできるということで,今後測量用途での活用が見込まれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1654514197792-TqfGEXuIS1.jpg?width=1200)