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【ドローン体験記 #12】メタバースとドローン2
今日もメタバースのセミナーを受講してきました。前回は聞いて学ぶ形式でしたが,今回は実際に使いながら学んできました。百聞は一見に如かずというように,前回聞いているだけでやったような気分になっていましたが,実際にやってみると面白さ,ワクワク感みたいな感情が出てきたことで,聞いているだけとは全然違うなと認識しました。やはり,実際体験してみるということは重要ですね。
さて,今回も前回と同様,聞いているとき,やっているとき,どうしてもドローンとの関連性という目で見てしまいます。セミナーで使用していたプラットフォームはclusterというアプリ。アカウント登録して,ホーム画面に行くと,「TGS特設ワールド(TGS:おそらく東京ゲームショーと思われる)」というワールドが存在していました。一応ご説明すると,ワールドというのは,メタバース上のあるテーマを持った仮想空間のことで,「古民家」「VR農業シミュレータ」といったワールドに入ることで,古民家の中にいるような体験ができたり,農業を体験できたりするわけです。
本題ですが,「TGS特設ワールド」を見て,展示会ってコロナ禍でリモート開催していたこともあったので,よくよく考えるとリアルである必要ないよな,と思ったのです。しかも,リモート開催だと参加者が一方的に見て終わりだったりするのかもしれませんが,メタバースだと,従業員アバターと参加者アバターがリアル開催のような形で接触することもできるので,十分双方向の会話が可能です。また,展示会に付き物の講演についても,メタバース上で可能でしょう。
展示会はたいてい平日に行っているので,行きたくても仕事の都合で行けなかったりするわけです。それが,メタバース上で開催されれば,行かなくてもよく,仕事の合間にでも参加できますので,私がずっと参加したいと思いながら参加できていないドローン関連の展示会にも参加できるようになります。
このような形で,必ずしもリアルである必要がないものは世の中にまだまだありそうですし,メタバース上であたかもリアルで参加したかのように体験できれば,人類レベルで生産性が向上したり,いろいろな機会が公平に与えられる世の中が実現できそうですね。