見出し画像

【日刊ドローン情報 No.175】ドローンの安全性証明「機体認証制度」へ 手法を確認する試験

 今年の12月から,ドローンのレベル4飛行が解禁される予定です。レベル4飛行とは,「有人地帯目視外飛行」のことで,人が居る地帯の上空を遠隔操縦や自律飛行などの目視外で飛行させることができます。
 このレベル4飛行は,機体,操縦者,運航ルールの3つが担保されることで認められます。つまり,安全な機体を使用し,技量のある人が操縦し,レベル4飛行を実施するうえでのルールをしっかり守れるか,といったことが確認されて,初めて許可が下ります。
 記事にある機体認証制度は,まさにこの機体の安全性の部分で,車で言う車検のようなものです。国に認められた検査機関が,各メーカーのドローンの安全性について検査し,安全性が確認できたものだけレベル4飛行に使用できます。
 ドローンは,車などに比べると歴史が浅く,まだ技術が確立されているとは言えないので,このようにしっかりとした安全基準を設けて検査することで,効率的かつ安全にドローン活用を推進することができますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?