我が家 個性強すぎな家族
まず、我が家のメンバーについて一言?いや二言?、まあざっと記しておきたいと思う。
まず私。いわゆるオカン。アラフィフ。
夫。私より一つ年上。
長男、23才
次男、21才
夫とは結婚する前から、ひと悶着あった。
それもこれもいろんな要因、つまり私も夫もその家族もちょっと「普通」ではない、ということによると私は考えている。
普通でない二人に普通でない子供が産まれた。
まあそれだけで済んだなら、こんなにもわちゃわちゃしなかったと思う。
我が家がこんなにも「公式」にわちゃわちゃし始めたのは、今から15年以上前に息子二人が、当時で言うところの「発達障がい」と診断されたことに始まる。
そこからずるずると芋づる式に、家族親戚一族、みんななんか変…ということに落ち着いた。
長男。最初の診断名「広汎性発達障がい」。
おそらく昔で言うところのアスペルガーだと私は思っている。最終的診断名「高機能自閉症」。
次男最初の診断名。「ADHD、自閉症」。
彼もアスペルガーだとは思うが一番彼を左右しているのはHSPだと思う。
最終的診断名「高機能自閉症、ADHD」
長男は社会人。一般の社会人。障害に関しては完全クローズ。
症状としては重いほう、と診断された彼がなんとか社会でやっていけているのは、彼の飛び抜けた頭の良さのおかげだと思っている。
最後にテストした17才当時のIQは「測定不可」。発達テストのIQの上限値を超えていたらしい。そんなことあるんだね。
次男は一応学生。
今は引きこもり。
彼は努力で学力を手に入れた人だけど、もともとが燃費が悪い人で、このコロナ禍で生活をこじらせまくり、二次障がいを悪化させて引きこもり中だ。
夫はサラリーマン。
日常生活はポンコツだが、仕事はめちゃくちゃできる。
私は言うとしたら専業主婦。望んでそうであるわけじゃない。病気ざんまいで働くことが難しい。国の難病指定疾患をはじめ、病気だらけで身体じゅうボロボロのおばはん。夫のこと、子供のことでメンタルもやられて20年以上通院中。杖ユーザーであり、弱視であり、難聴であり。よく生きてるな!
今は長男は家庭を持ち、次男と私達夫婦、3人で暮らしている。
昨年まで二人だったが、独り暮らしが無理だった次男が舞い戻ってきた。
まあね、あんなにあっさり夫婦二人の平和な日常が我が家に訪れるなんておかしいと思ってた。
子供たちがそれぞれ自分で暮らして夫婦二人になる。そんな平和で平凡な日々を「なんかおかしい…」と私の親アンテナはビシバシ感じていたが、気づかないふりをしていた。
案の定、独り暮らししていた次男が爆発した。
えらいトラブルとなり、死ぬや生きるやの大騒ぎで、次男が戻ってきた。
まあ、そんなこんなでハプニングだらけで暮らしています。
そんな我が家のことを誰かにわーっと発散したいときもある。
でも事情が特殊ゆえに、ここで書いて自分を落ち着かせたいと思います。
岸田奈美さんの「もうあかんわ日記」
を拝見して、めちゃくちゃ笑って泣いて、すっきりしました。
我が家のこのわやくちゃもいつか笑い話にしたい。
すでに息子らの20年近いわちゃわちゃは、かなり悲劇だけれどだいぶ喜劇へと昇華しました。
毎日泣いたり笑ったり?、いやあんまり笑ったりはないですが、とにかくあがいていますのでもし誰か、発達障がいやら高機能自閉症やら学習障がいやら二次障がいやらに興味があるかたは、読んでいただければ幸いです。
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