塚本エレバティでのリベンジ
このライブレポートは、2024年9月7日に大阪・塚本エレバティで開催されたイベントに、僕たちユウレカが出演したときの様子をまとめたものです。このライブは、コロナ禍で中止となったイベントのリベンジという位置づけでもあり、僕たちにとっても特別なものになりました。
もし、少しでもおもしろかったらスキをタップしてもらえると嬉しいです。反応が良ければ、他のライブのレポートも書いてみようと思います。
本番前に冷や汗!ギターアンプがない!?
塚本エレバティの会場に入ると、コンクリート打ちっぱなしの壁が特徴的な空間が広がっていました。
この無機質な見た目から、音が反響して演奏しづらいのではないかと思うかもしれませんが、実際はスッキリした音が出るライブハウスです。
主催者のもっさんからも、「雰囲気と音がユウレカの音楽性とマッチしているので、楽しみにしていた」と声をかけてもらい、期待が高まりました。
しかし、リハーサルでトラブル発生。
ギターのキャビネットがなく..
ギターアンプはジャズコーラスが2台だけ。
ギタリストのちしさんは、持ち込んでいたヘッドアンプをつなげずに焦っていましたが、急遽ジャズコーラスで音作りをすることに。
でも、あっという間に鋭い金属音を完成させたちしさんの姿に感動し、僕たちも「意外とジャズコの方がソリッドで良いかも」と前向きに捉えることができました。
僕たちのバンドは轟音で押すのではなく、緊張感のある空気を作るのが持ち味。
だからこそ、音量や設備に縛られることなく、その場の空気を読み、最善の演奏をすることにしました。
1バンド目の重圧…Numaから始めた理由
今回は久しぶりにイベントの1バンド目として演奏しました。
イベントのスタートを知らせるため、イントロが長めの「Numa」という曲からスタート。
少しずつお客さんがステージ前に集まってきました。
最初は静かに聴いていた観客も、次第にノリが良くなり、ステージ前で頭を振る人も増え、会場が一体となって盛り上がっていくのを感じました。
この日、持ち時間が長かったこともあり、中だるみしないように、セットリストの中間に「Descoperire」を配置。
だんだんテンションを上げていく流れで、真ん中と最後にヤマを持ってくるように意識しました。
ラストの曲が終わると、沸き上がる歓声と拍手に包まれ、最高の締めくくりができたと実感しました。
リベンジ成功!音楽の力と観客の一体感
塚本エレバティでの演奏は、コロナ禍で中止になったイベントのリベンジイベントでした。
ライブハウスの存続やバンド活動を続けることが困難な時代を乗り越えた今、このステージに立てること自体が、災難をのりこえた1つの証であるように感じました。
自由な空間で音楽を楽しむ観客たち。
マスクの義務やソーシャルディスタンスがなくなり、バンドとお客さんとの間に生まれる一体感が、より一層強く感じられました。
ぎゅうぎゅうに詰まった観客が押し寄せるその迫力は、ステージから見ても圧倒的。
音楽に合わせて観客が体を揺らし、空間全体が1つになる瞬間でした。
ライブの終わり、そして次に向けて
このイベントは、ただのライブではなく、コロナ禍を乗り越えた証でもありました。
塚本エレバティで再び音楽を響かせ、観客とともに自由に楽しむ空間が戻ってきたことを感じました。
ライブが終わった後、声をかけてくれたお客さんや、共演してくれたバンドの皆さん、そして何よりも、この貴重な機会を与えてくれた主催者のもっさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の経験を糧に、今後も更にステージでのパフォーマンスを磨いていきたいと思います。
次回のライブも、この勢いをキープしつつ、お客さんと一緒に楽しめる空間を作っていけるよう、全力で挑みます!
さいごまで、読んでいただきありがとうございました。少しでもおもしろかったらスキをタップしてもらえると嬉しいです。記事を書くモチベーションになります。