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【Zakki#2】ファミマと焼き鳥とももと

外人コンビニ店員さんとの焼き鳥のやりとりの話。
#韻踏んでみた

コンビニで働く外人さんはエリートだとよく言われる。
日本語ペラペラだし、
めちゃくちゃあるであろうコンビニ業務をこなしている。

任せられているから大丈夫なんだろうけど
店内に外人さんだけのコンビニに入ると
ちょっと不安にはなる。

近所のファミマに外人さんがいる。
東南アジアタイプだ。
愛想は悪くなく、
対応は丁寧だから割と好きだ。
でも日本語ペラペラとまではいかない。
ボブと名付けよう。

そんなファミマで、
焼き鳥100円セールを行っていた。

夜ごはんの足しに買うことに。
先に種類を確認してみた。

 もも(タレ・塩)
 皮(タレ)
 ねぎま(塩)
 だきみ(タレ)
#確かこんな感じ

考えて見れば
コンビニ焼き鳥買うのは
初めてだったこともあり
1種類ずつ買うことにした。

店内に入る。
ボブがいる。
「いらっしゃいませー」

私はレジらへんに置いてある
焼き鳥を物色する。
ちゃんと全種類置いてあるんかなと。

ボブは呼ぶ。
「こちらへどぞー」

いやまだ焼き鳥を見ているんだ私はと思い
華麗にスルー。
レジ前にたって、
首を横に懸命に伸ばし
悩むのも他のお客さんに申し訳ない。

ボブはロックオンしてくる。
ロックンオンミー
「こちらへどぞー」

(待て待て急かさんといて)
(そんな見るなて)
と思いながらふと気づいた。

 もも(タレ・塩)
 皮(タレ)
しか置いてないぞと。
全種類ないぞと。

とりあえずボブのもとへ。
「いらしゃいませー」
 『焼き鳥ってこの他にありますか?』
「5種類あります」
 『5種類?ここ ももと皮しかなさそうですけど』
「ももー皮ーねぎまーだきみー肉巻きーとかですね」

レジのボタンのとこに書いてあるのか
そこを読み上げてる感じだった。
裏にでもあるのかな?と思い注文してみた。
今思えば隠しメニュー的な感じで置くはずもないんだけど。

 『じゃあ1種類ずつください。肉巻きはいいです』
「肉巻きはなしですねー。わかりまたー」
ピッ ピッ ピッ

焼き鳥を取りに行くボブ。
ももあたりを難なくゲットボブ。

さぁつぎだ。

ねぎま、だきみを探すボブ。
見つからないボブ。
焦るボブ。
肉まん側を探すボブ。
そっちにはないだろうボブ。

良いタイミングで店長(日本人)が
ボブの後ろを通る。
チャンスボブ。

こそこそ話している。
来るボブ。

「すみません、ねぎま、だきみ無いですね」

あーやっぱり。
店によって種類は限られてるみたい。
の割にはレジのボタンにはあるのね。

ボタンに貼っておくなり
周知徹底よろしく店長。

そう思いながら
 『じゃーももと皮のタレ塩ひとつずつで計4本で」
「わかりましたー」

レジで取り消し処理するボブ。
 ピピピッピーピピッピッ

思ったよりボタン押してる気がしたけど
まぁそこはいい。
再度取りに行くボブ。

ここで私は
 皮(タレ)
のみであることに気づいていない。
ボブもだ。

皮(塩)を探すボブ。
見つからないボブ。
焦るボブ。
肉まん側を探すボブ。
そっちにはないだろうボブ。

「皮はタレだけです、すみませんー」
 『あーそうなんですね、わかりました』

じゃあ当初5本予定だったけど
結局
 もも(タレ・塩)
 皮(タレ)
の3本かーと思い
電子決済の準備をしていたら

レジには袋に入れられてる
焼き鳥が4つ。
数が合わない。

 『あれすみません、この4つってなんですか』
「もものタレと塩とー、えー皮塩と—、、えー」

ここ大事よボブ。
1つ多いよねボブ。
なんて返すの。

「も、もものタレですねー笑」

わろてる。。。
勝手にももオススメ追加されてるし。
商売うまいなボブ。
#いやうまないぞ

結局その4本買って帰りましたとさ♪

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