完 全 復 活 6/21の日記

・2週間以上更新が止まってしまっていた。
といっても大病を患った訳でも山奥で修行していた訳でもなく、単純にサボっていただけですが。

仕事が地味に忙しく、帰宅して風呂に入りご飯を食べたら後はもうインスタでインコの動画を永遠にスクロールして寝るという毎日だったのでnoteを書く余裕が無かった。
土日もひたすらU字工事のYouTubeを流しながらZOZOTOWNを永遠にスクロールしていたから結局書けず。
(本当にただサボっているだけでは?)

・金曜日、事前に取っていた有休。
「有休を〇〇%以上取りなさい」という良いんだか悪いんだか分からない社風なので、祝日が無い時期という理由で適当に突っ込んだ有休だった。

月曜から仕事がビッチリ忙しかったので、仙川の湯けむりの里で溶けるまで休んでやろうと意気込んで足を運んだ。
平日だから人は少なく、風呂もサウナも空いていた。まずは風呂にザブザブと浸かる。
この時点でまだ朝の10時半だったが、昼に何を食べようかずっと考えていた。溶けきった身体に何を入れるのがベストなのか、26年生きていてもまだその答えは導き出せていない。

15分風呂でボーッとした後はサウナ。
テレビで流れる都知事選のニュースを眺めながら汗を流し、水風呂で締めて外気浴。雨の音が心地良くて早くも天に召されかけた。
何度もサウナ→水風呂→外気浴を繰り返しているうちにサウナの熱さが平気になってくるのが怖い。絶対体に悪い。でも気持ちいいからいいじゃん!

かなり時間をかけて風呂とサウナを堪能した。
もう今すぐにでも布団に飛び込んで寝たい。そんなことを思いながら脱衣所で館内着に着替える。今日はとことん満喫してやろうと初めて岩盤浴のチケットも購入していたのだ。

館内着を着た人のみが入れるエリアに入ると、様々な角度に倒れているリクライニングチェアが並んでいた。その周りを囲む棚にはおびただしい数の漫画が揃っている。
サイトを見ると漫画は11000冊置いてあるらしく、入館料850円+岩盤浴700円でこんな至れり尽くせりを味わえるなんて漫画喫茶泣かせだ。

とりあえず漫画は後にしてリクライニングチェアにもたれる。背もたれと足元が電動で調節できるタイプのものだったので、しばらくウィーンとベスポジを探した。
ベスポジを見つけると同時に目を閉じ、眠りの準備は万端だ。
この日は朝4時からスペイン対イタリアのサッカーを観ていたから寝たくて寝たくて仕方なかった。
気絶するようにおそらく数十分寝て、とてつもない気持ち良さと共に目が覚める。

旅館の朝のようなポケ〜と寝ぼけた頭で漫画の棚を眺める。定番のものから最近話題の新作まで揃っていて何を読もうかウロウロと迷ってしまった。
迷った挙句『鋼の錬金術師』1巻を手に取ってチェアに戻った。ハガレンは割と世代ではあるが、全く通ってこなかった。
ベスポジのまま3巻までスイスイと読み進めた。めちゃくちゃ面白い!そりゃ人気出るわ!あとあの鎧の人も意外と喋るんだ!と大満足。

ようやく岩盤浴へ。
扉を開けて入るとサウナのような熱気が押し寄せてきた。色んなタイプの岩盤が畳一畳分ぐらいずつに分かれていて、そこに寝て体を温めるという形式だ。
何が何だかよく分からなかったので、とりあえず空いていた「ブラックゲルマニウム」なる真っ黒な岩盤に横たわった。
本当に風呂に入っているような熱さで、さっきサウナで出し切ったはずの汗がどんどん流れてくる。
流れるヒーリング音楽とほのかに香る柑橘系の香りにも癒されて大満足だった。

扉を開けて外に出ると全身ビチョビチョ。
再び風呂場に戻り、汗を流して「もうどうにでもなれ」と再びサウナに入った。
4時間超、たった1500円で疲れた身体を完全にリフレッシュできた。
インコの動画をスクロールしていた頃の私とはもう別人だ。

・ずっと考えていた昼メシ、結局答えは見つからなかった。
「ビビっと来たら即入ろう」と決めて銭湯から仙川駅に向かうも、ビビっと来る店がなく駅に着いてしまった。
仕方なく空腹のまま京王線に乗り、帰路の途中の明大前で降りた。明大前で降りるのは初めてだ。

高校生や大学生の授業終わりと被ってしまい、大量の学生に私の腹ペコフェイスを晒しながら店を探す。
結局「ここだ!!」という店は見つからず、「武蔵野アブラ学会」という店で油そばを食べた。
真っ茶色の極太麺が身体に染みる。
満足フェイスで明大前駅に戻り、帰路に着いた。
美味しかったけどやっぱり最適解では無い気がする。『サ道』を観れば答えが解るだろうか。

・Newjeansを観るためにMステを流していたら途中でビリーアイリッシュがフラッと現れて驚いた。
Newjeansの前を通りタモさんの横に平然と座るビリーを見て「マジかよ」と何度も呟いてしまった。

「昔のMステみたい」というツイートを見かけて確かにと思う。
トップクラスの海外アーティストがテレビで観られるのはMステぐらいだったかもしれない。

ビリーとNewjeansが今数十分で行ける場所にいる、そう思うだけでなんだか嬉しかった。
有休フル活用、完全復活だ。

脳内の引き出しが足りないので外付け脳みそとして活用しています。