地域猫についての活動
初めて書いてみました|ω・`)
人間が生活する場所にいる猫のことを野良猫呼ばれますが、誰かがエサをあげることによって段々と猫は増えてしまいます。それに加え、様々なトラブルが発生します。
1匹のメス猫が出産を続けると、1年後には20匹以上まで増えるとも言われています。
そこで「地域猫」について、T.N.Rと呼ばれる活動について少しお話を致します。
【T.N.R.とは】
不妊手術後2ヶ月も経つと、猫は見違えるようにきれいになります。
飼い主のいない猫を地域猫として住民にご理解頂くまでには様々な取り組み方があります。その中で猫を捕獲して手術、そして元の場所に放す活動を「T.N.R.」と呼びます。
T……トラップ(捕獲器で捕獲して)
N……不妊手術(ニューターにして)
R……リリース(元の場所に戻す)
飼い主のいない猫は簡単に捕まえられないので、専用の捕獲器を使います。入手方法や使い方は、地域の保険所や地域猫活動をしているボランティアさんに問い合わせて協力を求めてください。行政によっては不妊・去勢手術に補助金が出るところもありますが、全く無料で行えるところはごくわずかです。「迷惑だ」、または「可哀想なので何とかしてあげたい」と思った人が自費で活動しているのが現状です。結構なお金がかかります…
【不妊手術の目印】
よほど見慣れていないと猫の個体識別はなかなか難しいです。また不妊・去勢手術をして元の場所に戻された猫は、エサに不自由しなければ2~3ヶ月で元猫とは別猫のようにふっくらきれいに様変わりし、手術した猫かどうかの見分けがつかなくなります。キレイに変身した猫を見て、「また新しい猫が増えた」「ふっくらしているからもしかしたら妊娠しているのかしら?」と慌てないためにも、T.N.R.をするときには必ず猫の耳に手術済みだとわかる印を付けなければいけません。
耳の印は、耳ピアス、耳カット(先端を平らに切り取る・V字カットなど)、入れ墨、糸を結ぶ、首輪、など色々ありますが、一番多いのは片耳の先端にV字または一直線のカットを施すものです。女の子は左耳を、男の子は右耳をカットすることで遠目でも性別がわかるようになっています。耳カットは不妊手術後の麻酔下で行いますので、猫が痛みを感じることはありませんし、抗生剤を投与されていますので化膿などのトラブルは少ないと考えられます。
耳カットの認知度がもっと高くなれば、この耳の印のついた猫を見かけた人はその地域でこの猫を見守っている人がいるのだとわかります。