ちゃんみらいのミリオンダウト
ちゃんみらいのミリダに対する思想を書いてみようと思います。
ハンドの使命に従う
最初に配られたハンドをみて、どのようにプレイを決定するべきか?
各ハンドには、任意の相手に対し搾取されない手順が存在し、それこそが「ハンドの使命」であると考えている。プレーヤーはその使命に従ってプレーするだけで、長期的に見て勝つことができる。
しかしながら、私たちは、「ハンドの使命」を正確に把握する術を持ち合わせていない。それでは、最高のプレーヤーとその他大勢のプレーヤーとの差はどこから生まれるのだろうか?
一貫性を確立する
最高のプレーヤーは、ある種の心構え(独自の姿勢)を確立し、いかなる状況においても規律と集中力、そして自信を維持している。その他大勢のプレーヤーは「ハンドの使命」から外れたプレーをしており、それゆえに、最高のプレーヤーは、その歪みを取るための優位性のあるプレーをすることができる。歪みの取り方はプレーヤーによって様々であるが、その歪みの取り方には一貫性がある。
仮に、相手のプレーが真にランダムなものであれば、一貫性を確立するのは難しい。しかし、実際にはその他大勢のプレーヤーは同じ行動パターンを繰り返す。個々の結果がランダムであるとしても、一連のパターンの結果は一貫しており、すなわち統計的に信頼できるものとなる。プレーの決定は、規律ある一貫したアプローチで解決されるものである。
リスクを理解する
・ミリオンダウトにおけるリスクとは何か?
ダウトをすることは、ダウト失敗時に、自分の手札にゴミ札が増えるリスク、バースト負けをするリスクを負うことになる。嘘出しは、相手からダウトされるリスクを負うことになる。
・最高のプレーヤーは、このリスクをどのように理解しているのか?
最高のプレーヤーは、単にリスクを取るだけではなく、リスクを許容する方法を習得している。プレーに内在するリスクで、自分の規律、集中力、自信を失うことはない。自分に不利な展開の可能性を覚悟して、初めてリスクを完璧に許容したといえる。
責任を取る
一貫性を確立したいのであれば、結果が何であれ完全に自分に責任があるという前提から始めなければならない。責任を避ける方法は、計画性のないプレーをすることである。これでは、どのようなプレーに一貫して優位性が機能しているのかを把握することができない。
自分自身の考えで行動し、自分の下した判断にリスクを取る。そうすれば、自分のアイデアがどのように機能したか、即座にフィードバックできる。
外部支配と内部支配
私たちは、外部環境を自分の内部環境に合わせようとする術を習得している。それは私たちが社会環境に適応するために必要なものだからである。しかし、問題は、こうした技術がミリオンダウトの勝負の世界では通用するものではない点だ。対戦相手を自分の思い通りに支配することはできない。
しかし、私たちは、自分の行動を支配できる。自分の思惑通りに局面を展開させようと外部環境を支配する代わりに、自分自身を支配する方法を習得できる。
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