断捨離して反省した
滑り込みで毎日更新、3日目。
わたしは三日坊主になれた!
note、ひとつアクティブティを重ねるごとに
称号のバッヂがもらえてうれしい。
先日、数年ぶりに衣類を派手に断捨離した。
生活が変わり、考えや好みが変わってきたので、
これまでよりも思い切って手放すことができた。
まだまだ使えるもの、新品同様のものが多かったので
リサイクルショップにたくさん持ち込んだ。
重さもそうだが、購入した当時の金額を考えると
総額でウン十万円分ほどの、大量の衣類とバッグ。
(何年もかけて買い集め揃えてきたものたち)
買取価格は数千円だった。
ちょっと良いランチが食べにいけるかな、というくらいの金額。
買い取ってもらえるだけありがたいという気持ちは一旦置いといて、
なんだか、拍子抜けしてしまった。
あんなにお金をかけてき(てしまっ)たものが、
何十分の1のお金に変わって、手元を離れていった。
こんな金額にしかならないのか…
わたしは果たして、その差額分の価値を
モノたちからちゃんと受け取れていたのだろうか。
そして、わたしのクローゼットの中には、
こんなにも「お気に入りではないもの」に溢れていたのか。
わたしはこんなに「たいして使わない物」を大量に持っていたのか。
断捨離をする前は、
「まだ使えるのに処分するなんてもったいない」
と思っていたが、
リサイクルショップから帰ってきた後は、
「(使いきれないほど)こんなに物を持っていたなんてもったいない」
という気持ちに変わった。
お洋服は好きだし、おしゃれするのも好きだから
ミニマリストになるのは到底難しいだろうけど、
長く大切にしたいと思えるか?
着倒す、使い倒す覚悟はあるか?
そういう視点で、もう少し慎重に買い物したいなと思った。
SNSかなにかで、
「わたしたちは欲しがらされている」という言葉を目にした。
思い返すと、最近買ったあれも、これも、
SNSで宣伝されていて購入したものばかりだったなと思う。
「最近の購入品」「ベストバイ」「買わなきゃ損する」
「売り切れる前に」「バズったアイテム」
もともとなんの不足も不便もなく生活していたはずなのに、
そういう投稿を見て、
「わたしにはこれが必要かもしれない」
「買っておいたほうがいいかもしれない」
そんな気分になって、気軽に買い物してしまう。
(冷静になって思うが、「買っておいたほうがいい」ってなんだ。
そんなの、防災用の備蓄品くらいじゃないのか。)
ああ、ほんとうに「欲しがらされている」んだなと思った。
さっきまで頭の片隅にすら存在しなかったものが、
急に欲しくてたまらなくなる。
これが無いとダメ、という気さえしてくる。
ほんの一瞬前まで、その存在すら知らずに元気に生きていたはずなのに。
いまの世の中、宣伝も商売も上手すぎて、こわい。
そう簡単に、「思わされ」てたまるか。
チョロくない女になりたい。
今日は自戒を込めて。
また書くね。