麻雀反省録5 -槓子&暗刻絡みの多面待ち-
■はじめに
今回はごくシンプルなやらかしからの反省ネタを1本。
多面チャン待ちで当たり牌を見落とし、和了逃しをしてしまった。しかもけっこう大事な局面で。。
■問題のシーン
配牌はごくありふれた牌姿で、たしかこんな感じ。
そこから萬子のタンヤオ牌を多くツモってきて、8-10巡目頃には以下の形に変化。
ここまでの数半チャン、あまり良い流れとは言えず、『こういう時って難しい手牌が来ること多いよなぁ』と漠然と考えていると、まさにそのパターンに。単純に萬子の染め手一直線の手なら考えることが減りやる事もシンプルなのだが、この手はどうも考えることが多い。。たしか以下のような事考えてたと思います。
①萬子清一色が最高系だが、状態の悪い時にそれを目指しても大抵、他家の安手に捌かれる
②1槓子、3対子あるから8ソウも活かして三暗刻・トイトイを目指す
③タンヤオ・一盃口もしくはタンヤオ・ドラ1でリーチを打つ
④①-③のどれも親満・親跳級で魅力的だが、8ソウを鳴いて、タンヤオ・ドラ1の和了が1番早そう
長考はしないタイプなので、①から④をざっと頭に入れ、流れに身を任せることにした。
不調モードを反映してか、やはり8ソウがすぐに対面から出て、『ポン』の反応。さっと待ち確認し、以下の待ち取りで2・5萬が当たりなのを確認し、打7ソウ。
5萬を自分で3枚使っているため、『大して良い待ちじゃないなぁ』なんて考えていたところに、上家が4萬切り。待ちを良くしようと5・6萬ターツを晒して、4・7萬待ちに受け変えしようしたときに、ふと気づく。『あれ、切る牌が無いな』とw
残りの牌で2メンツ1雀頭が完成しているじゃないか。。 :(;゙゚'ω゚'):
打3萬でフリテン引き戻し和了に期待するも、そんな都合の良い事は起こるはずがない。あえなく他家の横移動でこの局終了。こういう親流れは本当に痛い。そのあと上昇気流に乗れないのは火を見るより明らかで、くすぶり続ける1日なのでした。
■何事も備えが大事
チンイツやホンイツは得意かつ好きな手役だし、これまで何度となく多面チャンも捌いてきている。ただ、4人麻雀専門の打ち手である自分には槓子と暗刻の複合形となるとかなりのレアケースとなる。他の多面待ちに比べ、当たり牌特定の難易度は一気に跳ね上がる。また不調時は余計な事にも意識が取られがちになる。
麻雀の神様のいたずらなのか、不調時に限って複雑だったり、選択肢の多い手が与えられることが多い。この手の試練を間違わずにパスできれば、不調時のマイナスを大きく減らす事ができるのだが。。
いずれにしてもこのしくじりは単なる練習不足。レアケースに対する備えが不十分だった。チャンスは間違いなくきていたし、それをものにできなかったのは自分の力量不足。数少ないチャンスを逃す事がないよう、日頃からしっかり訓練を積んでおかなければならない。ただのメンチン待ち当てじゃなく、槓子含みに特化した訓練をやってこうと思います(*・ω・)ノ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?