メールで昔の自分を見つけたら、元気が出たおはなし。
断捨離ブームに乗じて、最近メールの断捨離もしてみた。
大学生の就活でメール整理を諦め、届いたメールをそのままにし続けた結果、容量の95%も圧迫していたのである。←
今回は、その中で気づいたエピソードを綴ろうと思う。
まずは部屋の断捨離と同じように、いらないものを片っ端から削除。
・クーポンメール
・もう利用していないサービスのメール
・セミナーの案内メール etc
7万通近くメールがあって、スマホからだと宛先絞り込みからの一斉選択ができなかったので、途中腕がつりそうになったのは秘密。
2015年付近まで遡ると、就活関連のメールがわっさわさ。
あ〜、こんなにたくさんの会社情報を集めていたんだなぁとちょっと懐かしくなった。
もう少し前に遡ると、大学2年生あたりでお世話になったビジネスマンの方とのメールを見つけた。
当時、私はビジネスマンの方と大学の友達と一緒に、とある経営者の著書のプロモーション手伝いをしていた。イベントを企画したり、ちょっと真面目なセミナーのお手伝いをしたり。
いわゆる“ちょっと意識高い系”な学生だった。
昔の自分を見るのが楽しみな反面、ちょっと怖い気持ちもあった。
恐る恐るメールを開いてみると、自分が送った文章はびっくりするほど拙く、ビジネスメールとは思えないものだった。
おまけに添付していた、当時の自分がkeynote(パワーポイントのようなもの)で作ったイベント告知チラシも、結構ひどかった。
余白がない、配色がおかしい、今の自分だったら添削しまくりのクオリティー。
「あ〜、私もこんなに何もできない時期があったんだなぁ」
一番に思ったことはこれ。
今となっては、本当にありがたいことに“仕事ができる人”という印象を持たれることが多い。
けれど、約10年前の自分は全くそんなことはなくて、いろんな人との関わりの中で少しずつ成長して、今の自分が出来上がってるんだなぁとメールを見て再確認することができた。
同時に、ちゃんと自分は成長していたんだと自信がついた。
だから、
「今の自分、あんまり成長できていないなぁ」
と思ったときには、昔の自分がやってきたことを振り返ってみるといいかもしれない。
今の自分と比較すると、ちょっとは成長していることに気づいて元気がでるはず。
ちなみに、7万通近くあったメールは3万通くらいまで減りました。
(まだ全然残ってるやないかーい)