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急かす駄菓子屋のおばちゃん。子どもが憩えないのにまだ店続いてた・・・

駄菓子屋『いさか』のおばちゃんは、
小学生に容赦なくプレッシャーをかけてくる人だった。

子どものことが、特段好きではないと思われる店主。

「早く選んで」

「買わないなら出てって」

お菓子選びに悩むのも楽しみのひとつなのに。
親、学校の先生以外の大人が高圧的なのって
日頃全然体験してないから、すごく不安になる。

ていうか、子どもたちがたむろできない駄菓子屋の存在意義って何かね?
憩いの場所じゃないんだ?!

まあ、店主の気持ちも分からなくはないよ。
けれど、善良な市民代表として通っているちゃんみーには、
もう少し優しくしてほしいもんだよ。

やっぱり、急かされるのと、笑顔ひとつ見せない
おばちゃんの姿勢がだんだん嫌になって、
足が遠のいていった。

嫌な気持ちに、なりに行く必要ないもんね。


時は流れ、中学生になった私。ふと「いさか」の前を通ってみた。

そこにおばさんはいなくて、おばあちゃんがいた。
おばさんから、おばあちゃんに進化してた。

目があわないように、サッと立ち去った。

大人の成長というか、変化を目の当たりにして
なんだか不思議な気持ちだった。
大人も変わるんだなって。

そして2024年の今日、Googleマップで「いさか」を見てみた。

なんと、まだ営業していた!

まじ?!

田舎にある小さな商店の、
これはいつ商品仕入れたんだろうっていうような
時代を感じる、時が止まったかのような商品が置いてある雰囲気わかる?

それと、似たような雰囲気。

全体的に暗い。省エネ。

当時、Jr.やスピード、モー娘。がいるような
最先端の場所だったのに、その面影は見当たらない。
でも、そう感じるのは
わたしが大人になったってことなのかも。

時を止めたまま、今もなお生き続ける「いさか」。

残ってるってことは、
誰かに選ばれ続けてるってことだよね。

店主が店主の気分で自由にやる店、
とがってて逆にいいのかもしれない。
自分が大人なら、そういう店にしたいもんな。

昨日も駄菓子屋さんの話を書きました!
初めてアイドルの生写真くじをやって
歓喜したり、我に返ったりする話です。

よかったらみてってね!

ここだけの話、私には夢があります。 それは、飛行機や新幹線の機内冊子にエッセイを書くこと。 各交通会社が出してるフリーマガジンにも。 ひとの移動に、寄り添いたい願望。 憧れています。 ちゃんみーなりに1歩ずつ歩んでいきたいです!