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掃除機使うときは教えてねって伝えたけど教えてくれたことはない

掃除機の「吸う音」は大丈夫。
それが仕事だもん。

紙パックを入れるタイプの掃除機使ってた

何が苦手かって、
掃除機のヘッドを壁にガンガン衝突させる音。

掃除機のヘッドを一度持ち上げ、床にガチャンと置く音。

後ろからついてくる丸いヤツを、
車輪の向きとは全然違う方向に引っ張る時に出る
ズビビビビみたいな音。

音、気にならないのかな
巾木もボロボロになってるし、フローリングも白くはげてきてるよ
擦りすぎ、ぶつけすぎでしょ!


おかあさん、ガサツってやつなのかもしんない。
もしくは、怒りの感情で掃除機がけしてるんじゃないかな。
デシベルがすごいもん。

「おかあさん、わたし掃除機の音にがてなのね。
 掃除機かけるとき教えてもらえない?」
って伝えてみたけれど

おそるおそる・・・

教えてくれたことはない。

いつも急。

あー掃除機始まった、いやだー
という気持ちで、耳を塞ぐ。

大きい音が苦手。ものすごい不快感と、その音を出すおかあさんが
怒ってるんじゃないかと思ってこわい
怒ってないんだとしても、
そんな音を出す感覚がわからなくてこわい


掃除機の音は、耐えることにした。
この家にいるからには、仕方ないことなんだ。
受け入れたよ。
受け入れるしかない。

そして、

「わたしの部屋は掃除機掛けしなくていいよ、
 自分でやるからね」 って伝えることにしたの。

おそるおそる・・・

さらには、

おかあさんが掃除機に手を掛けようもんなら
「わたしがやるよ!」って手を挙げて
家中の掃除機がけを自分でやるようにしたんだ。

にしてもさ、
わたしの最初の頼み方がよくなかったかなあ。
「今から掃除機かけるよ」って一言、言えないもんかね。



「おかあさん、掃除いつもありがとうね」から始めて

「わたし掃除機の音にがてだから
 掃除機かけるとき教えてもらえない?」って
伝えればよかったな。

思い出すたびに反省する。

伝え方、もっと丁寧にできたよなあ

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ちゃんみー|切なさが9割
ここだけの話、私には夢があります。 それは、飛行機や新幹線の機内冊子にエッセイを書くこと。 ひとの移動に、寄り添いたい願望。 憧れるなあ。