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「はい元気です」の裏にある葛藤


うちの地域の小学校では、出席確認のときに

先生「ちゃんみーさん」

み「はい元気です」

こんなふうに、返事とともに
体調を報告するスタイル。


お腹痛いです、咳出ます、鼻水出ます・・・などなど
なんでもいい。

元気でも、元気じゃなくても、
自由に答えていいんだけど、

あまりにも「はい元気です」が続くと、
テンポが良すぎるのね。

一定のリズムが生まれるの。

それの何が困るって、

大縄跳びをイメージするとわかりやすいと思う。
大縄ってさ、飛び込むタイミングを首を縦に振りながら考えて、
リズムに合わせてグッと行くでしょ?

テンポが生まれた出席確認も、
大縄とまったく同じ。

流れを変えること、
それすなわち、縄に引っ掛かるが如し。

「はい鼻水出ます」が
リズムをぶった斬ることは、
容易に想像できると思う。

だから、自分の10人前くらいから(はい鼻水出ます)って、
脳内でイメトレしてみるんだけど
どうしても「はい元気です」で作られたリズムには合わない。

あー、やっぱ無理か・・・
ってなって、
よっぽどのことじゃない限りは
「はい元気です」にしちゃう。

少し鼻声の、わたし。

リズムなんてどうでもいいのに。
誰に責められるわけでもないのに。

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ちゃんみー|切なさが9割
ここだけの話、私には夢があります。 それは、飛行機や新幹線の機内冊子にエッセイを書くこと。 ひとの移動に、寄り添いたい願望。 憧れるなあ。