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女の子になりきれないちゃんみーが好きな漫画は「らんま1/2」
ちゃんみーは地域の児童館のヘビーユーザーで、週5日ほど通ってる。
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何をしてるかというと、、、
漫画を読む。
最新の『ジャンプ』、『コロコロ』、『りぼん』はもちろん、
名作の単行本が充実してるんだ。
天国!
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来る日も来る日も
児童館に来ては漫画を読む。
だから児童館の先生や、ほかの小学生に
「友達いないひとって思われてるかな」
って思うこともあったんだけどさ、
さ!
そんなことよりも
漫画の続きがはやく読みたかったし、
持て余してる膨大な時間を漫画に割くのは、
すごく正しいことだと思うんだ。キリッ
わたしはそこではじめて
高橋留美子先生の『らんま1/2』に出会い、どハマりした。
この頃のちゃんみーは
「かわいい」
「女の子らしい」と無縁。
「男かと思った」
「男っぽいね」と言われることばかり。
なぜ人はジェンダーを
勝手に判断?診断?
してくるんだろうね。
男っぽいから、なんですか?
なんの問題が?って気持ち。
背も高いし、髪も短いし、
スカートも履かない。
友達の前では「女の子」を守る役ばかり。
いつも女である自分に、
ズレを感じてた。
女でありながら、
女の子になりきれない私。
らんまの「両性具有」ぶりが、羨ましかった。
男にも女にもなれるの、都合いいなあ。
ていうかわたしは男になりたいんだけどさ。
キャラクターとしては
恋心か憧れかは分からないけれど、
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いつもより丁寧なトレースを見るに、
やっぱり良牙に恋してるのかもしれない。
好きすぎて黄色いバンダナをおでこに巻いて、
人気のない場所で「良牙なりきりごっこ」をしてた。
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鬱になる黒歴史。
誰にだってそんな過去ある・・・
よね?笑
自分の女らしさが
「外の人が思う女らしさ」と
噛み合わない葛藤。
乙女な気持ちを抱えつつも
それを表に出せない。
でもさ
外側に合わせる方が楽だし
じぶんも傷つかないなって、
ある日、気がついた。
児童館ヘビーユーザーのちゃんみーには、
児童館にもうひとつの目的がある。
それは角刈りおじさん先生に会いにいくということ。
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