見出し画像

重心低めの民、座高測定に泣く


ちゃんみーは、重心低めのスタイルで生きてる。


体育座りをすれば、膝とアゴの間に
にぎりこぶしが2.5個分入る余裕がある。


後ろの席の人に「見えないな〜」って
ブツブツ言われるのなんて、もはや日常茶飯事。


友達と隣同士で座ってる写真を見て
「あれ?ふたり同じ身長だよね?」って
明らかな事実をあえて指摘されることも。
みなまで言ってやるなよ!

そんな『重心低めの民』にとって、
最も憂鬱な学校イベントがあるんだ。

それは、身体測定の座高測定。

あの冷たいカチコチの椅子に座って、
上からストーンって測りを落とすやつね。


少しでも重心を高めようと、
かるく身を丸めた経験、ない?
結局「シャキッと座って!」って
言われちゃうんだけどさ。


でね!
その『重心低めの民』炙り出しの刑とも言える座高測定が、
どうやら2014年に廃止されたらしいんだ。

こんな理由で↓

・座高測定の結果が活用されていない
・座高測定に根拠がない
・学校現場では座高測定は不要であるとの声が多かった
・身長・体重のデータで十分である
・測定に時間がかかる

https://www.google.com/search?q=%E5%BA%A7%E9%AB%98%E6%B8%AC%E5%AE%9A+%E5%BB%83%E6%AD%A2&rlz=1C5CHFA_enJP955JP955&oq=%E5%BA%A7%E9%AB%98%E6%B8%AC%E5%AE%9A%E3%80%80&gs_lcrp=EgZjaHJvbWUqBwgDEAAYgAQyDAgAEEUYORiABBiiBDIHCAEQABiABDIHCAIQABiABDIHCAMQABiABDIHCAQQABiABDIHCAUQABiABDIKCAYQABiABBiiBDIKCAcQABiABBiiBNIBCDQ2MjFqMGo5qAIAsAIB&sourceid=chrome&ie=UTF-8


・・・つまり、データだけとって、
なんの研究にも生かされていなかったと!?
わたしのあの苦くて切ない日々は、
一体・・・!?

でも、あんまり意味がないことがわかった
という意味では役立ったのかな。

あの苦くて切ない日々は
未来の同胞の救いになった
、、、のかもしれない。

座高測定について調べていたら、気になる一文があったよ。

日本で健康診断が始まったのは明治以降。その目的は「徴兵検査」でした。2014年、座高測定が廃止された理由は「健康管理とは関係ないから」。座高測定は、足が短ければ重心が低くなり、「いい兵士になる」という理由で始まったのです。

https://president.jp/articles/-/23187?page=2

「いい兵士」を探し出すための座高測定ってことだよね。
時代が違えばわたし、小躍りしてたかもしれないじゃん。

こんな考えさせられることになるとは。
価値観って強いけど、脆い。


いいなと思ったら応援しよう!

ちゃんみー|切なさが9割
ここだけの話、私には夢があります。 それは、飛行機や新幹線の機内冊子にエッセイを書くこと。 ひとの移動に、寄り添いたい願望。 憧れるなあ。