日記:12月5日

木曜日は2つゼミみたいなものがあるハードデイなのだが、今日は2限のほうのゼミが(授業としては)なかったのでのんびり寝ていた。というか昨日のお酒で起きられなかった。


12時くらいから活動しはじめ、13時の授業に間にあうように家を出なければならないのに、身体がかゆすぎて、ずっと掻いてるからもう家を出たくない気持ちになってしまった。身体のかゆみって人前だと掻けないからいつもは外出することで掻かずに済むから逆にありがたいと思っているんだけど、今日は1日を始めるのが遅かったからもう「ダメな日」にしてしまおうかと考えた。エアコンをつけっぱなしで寝る(ことは常習的なのだが)と喉が痛くなる、のはそうだけど今日は特にひどくて、だから体調不良ってことにして授業休もうかな、自分への言い訳としてちょうどいいし、とか思った。でも3限はむしろ好きな授業だし、今後本当に(体調不良とかで)授業に出られない日が来るかもしれないし、そもそも今週授業少ないし、金曜日は全休だから、未来への貸し1として無理やり来ることにした。偉い。


家を出る直前、学科同期が全員入っているグループラインに「○○という企画を考えています!みんな参加しませんか!」みたいな連絡が入っていた。・・・。○○、それ、私も密にやりたい!面白い!って思ってて、でも難しいなって悩んでたのに、結構ガチで!ほんとにやっちゃうんだ!!くそ!!!って思った。私って行動が遅いのかな。演劇もそうだけど。「それやりたいって思っててー!」みたいなことが多すぎる。いや、厳密に言うと先とか後出しみたいな概念のない企画というか、別にほんとに違うんだけど、そのワードがね、タイムリーすぎて・・・とほほとなってしまった。


講義に来るかわりに自販機でカフェオレを購入するという甘やかしをつけることにした。講義だからと思ってペットボトルのカフェオレにしたからか全然美味しくなかった。



来年度のゼミ(みたいなもの)をどこにするか、ということについて友達たち(ほとんどがサークルの同期)が話し合っていた。サークル同期が多すぎるので絶対に誰かしらとは被るのだが、「人と被ると逃げたくなる」性質があるため、その性質によって自分の本心を曲げることがないようにするため、なんとなくそそくさとその場を離れた。



5限のほうのゼミでは今、3年生が今後の研究計画を発表している。今日の方の計画が自分の関心というか私自身が今難しいと思っていることに近く、でも目線が反対側で、いろいろと考えてしまうことがありメモを取りながら聞いていた。今は本業の傍ら芸術活動をしている人もいて、芸術活動で利益を得ることをそこまで目的としておらず、自分のやりたいことをやっている、みたいな人もいる。私は、本業でないことで、かつ「自分のやりたいこと」でお金をいただくっていうことが心理的に難しいことなのかなって思ってしまう。ZINEとか好きなんだけど、自分の言いたいことだけ言っているのではと感じてしまう作品(うーん、一概には言えないけど)とかに対して、おもしろいとは思うけどお金を出して手に入れたいという気持ちにあんまりならない。一般論は言えないし、私みたいに思う人は多くないということも知っているからこそなんだけど、自分が「やる側」に回る際の気持ちの持ちように対する難しさはまだ残っていた。でも結局、お金が後出しになれば、すなわち作品とお金が同時刻的に消費されるのではなく、作品を味わったあとでそれに見合うとお客さんが感じた分のお金をいただければ、赤字というか食ってはいけないけど、でも食うことを目的としない芸術活動(あくまで私の心の中の話)は「やってもいいんじゃないか、私」って今日思えた。


帰ってから特になんもしてないけど、『GOAT』っていう11月27日に発売された文芸誌がやっと手に入ったのでちょこっとだけ読んだ。嬉しい。500ページ以上あって500円ちょっとってすごすぎる。それから本棚の整理をした。思ったより本が手元にないことに気づいた。もっと持っていると思っていたのに。

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