ドラゴンクエスト11

 最近までドラゴンクエスト11にはまっていた。毎日のようにプレイしていた。かなりの時間を自宅で過ごすようになり、本を読むのも飽きてきて、ゲームでもしてみるかと思ったのだ。私は以前の記事「失望から歓喜へ(FF7リメイク発表時の反応)」でも書いたとおり、ファイナルファンタジーよりもドラクエ派なのだ。FFも7以降は9までプレイしたことがあったが、総合的に考えるとドラクエのほうが好きだ。そして、ドラクエは1と10だけプレイしていないが、それ以外は遊んだことがある。ちなみに10はオンラインだから苦手意識がある。
 さて、そんなドラクエ11について語ってみよう。
 ドラクエ11の簡単なストーリーであるが、悪魔の子と人々から恐れられた勇者が真実を探すために冒険に出る話だ。ストーリーが進むにつれて、なぜ自分が悪魔の子と呼ばれているのか、背後にはどんな存在がいるのか明らかになる。そして旅では様々な個性の仲間たちと出会い行動を共にする。
 最近のドラクエは8以降、かなり立体的になっている。エニックスがFFのスクウェアと一緒になって社名がスクウェアエニックスに変更になってから発売されたドラクエ8の画面を見た時は、ああ、ついにドラクエもFFみたいになってしまった・・・と少し残念な気持ちになった。また、ドラクエ7、8をプレイした時は人生の中で環境の変化がおきた時であった。7の時は住む環境も変わり社会人になった時、8の時も確か転職した時だった。両方とも心が沈んでいた時でありソフトは購入してプレイしてみたものの、とてもゲームを楽しむ気分ではなくて途中でやめてしまった。9はニンテンドー3DSでプレイしたのだが、やはり途中でやめた。働きながらゲームに時間を割くのは難しかった。
 こんな感じだったので、昨年の12月にプレステ4を購入して一緒にドラクエ11を購入した時も、プレイする気が起きずにそのままだった。元々、ドラクエ11は長女と一緒に遊べると思って買ったのだが、まずは自分が初めにプレイしてからじゃないと子供には遊ばせたくないと思い、先に子供に遊ばせることはなかった。そんな状況の中、長女はしびれを切らして自分でSwitchとドラクエ11Sを購入し、長男にはプレステ4を子供用に買ってあげることになってしまった(クリスマスとかお年玉とかいろいろ合わせて)。
 そのため、プレステ4用のドラクエ11は本棚の中でしばらく眠っていたのだが、外出しなくなって退屈だったこともあり、ついにプレイする時がきたのだ。最初は少し抵抗があった。まず、3Dになったことでキャラクターが移動する時にコントローラーで画面の向きを切り替えるのだが、目が回る。今は慣れたが最初はくらくらした。そして同じくキャラクターの移動は方向キーではなく、コントローラーに付いているスティックで行う。これも慣れるまで少し時間がかかった。だが、今は操作の全てに慣れたのでゲームが楽しい。
 私がFFよりもドラクエを好きなのは、その世界観だろう。ドラゴンを倒す、魔法を使う、そして自然が広がっている。映画でいえば、ネバーエンディングストーリーやハリーポッター、ロードオブザリング(指輪物語)、ナルニア国物語だろうか。読んだことはないが古典的な物語だとアーサー王物語もそうなのかもしれない。FFだと、どうしても金属的な風景になってしまう。もちろんプレイすれば楽しいのだが。
 
 さて、ここでドラゴンクエスト11の良い点と注意すべき点を挙げてみる。おもに30代~40代向けに書いている。

【良い点】
 ・グラフィックが綺麗。特にプレステ4はテレビでプレイするので、大きな画面で綺麗な景色を見れる。太古の遺跡や雪原の城、吹雪はとても綺麗だ。海や山々も美しい。砂漠や海底王国もある。ニンテンドー3DSだと画質は落ちるが、スイッチだとテレビ並みに綺麗みたいだ。
 ・戦略性がある。昔のドラクエにはない要素、スキルパネルとゾーン機能、鍛冶。特に各キャラクターが敵から一定のダメージを負ったり、一定回数の戦いをこなすとゾーン状態となり、特別な連携技を繰り出せる機能は有効に使いたい。イベントごとのボス戦でゾーン状態になるように計画すると、戦いに勝利しやすい。
 ・レベル上げの戦いが苦にならない。ファミコン時代のドラクエだとレベルを上げるために、ひたすら単調な戦いを繰り返していたが、ドラクエ11だといつの間にかレベルが上がっている事が多い。フィールドのキラキラを探したり的を探したりしていると、敵と戦う確率が高いのだが、それがあまり面倒ではなく、昔に比べてレベルも上がりやすく感じる。
 ・ゆっくりと進めることも出来る。キャンプの鍛冶を使ってアイテムを鍛えたり、カジノでポーカーやスロット、ルーレットを使って遊ぶこともできる。カジノで儲かればメダルとレアアイテムを交換できる。
 ・ドラクエ3の音楽が一部で使われている。私がドラクエ11に興味を持った理由のひとつがこれだ。まだ会社勤めをしていた頃に、ユーチューブに投稿されていたドラクエ11の動画を週末に酒を飲みながら観ることがあったのだが、どうやらドラクエ3の音楽が使われるシーンがある事に気づいた。そのため、何らかの関わりがあるのか興味を持ったのだ。私はそのような場面まで進んでいないが、どうやら他のドラクエの世界に少しだけワープするような場面があるらしい。ゲーム名も、「ドラゴンクエスト11  過ぎ去りし時を求めて」だしね。
 ・3D画面が苦手な人は3DSやスイッチで遊べば2Dに切り替えることができる。家のテレビを長い時間占領できない人は、スイッチがお勧めかも。

【注意すべき点】
 ・一度のプレイに時間がかかる。最低、1回のプレイで3時間は確保したい。というのは、一度イベントが発生すると動画が流れたり途中でセーブできなかったりするからだ。ボス戦も長くなる。レベル上げでフィールドをうろうろする時以外は時間は確保したい。
 ・ボーガンのマト探しは大変。これはストーリー進行上で必ず必要な要素ではないが、フィールドの各キャンプに存在するリリパットに話しかけ、マトを5つボーガンで破壊すると褒美がもらえるという内容だ。これが難しく、隅々まで歩き回っても発見できない。特に視力が良くない人は目が疲れるので難しいだろう。これは子供なら得意かもしれない。大人だとあまり時間を掛けたくないのでイライラしてくる事もある。だから、私はマト探しについては他の人の攻略サイトを見てカンニングしている。とにかく目が疲れてしまうので、こればかりは仕方がない。
 ・敵がフィールド上で見えているので、敵を避けて戦闘を回避することが可能だが、ある程度戦っておかないとレベルが上がらず、イベントごとのボスに勝てない。

 私の現在のプレイ状況であるが、いつの間にかプレイ時間は合計で70時間、レベルも45くらいになっている。ストーリーの進行段階であるが、一度は行動を共にした仲間たちであったが、異変が起きて再度別れてしまった。そして異変後の世界で再度仲間達と再会して・・・旅を続けている。オリハルコンを入手して伝説の鍛冶場で勇者のつるぎを作るのだ!異変後の世界では今までよりも敵が強くなっていたり、同じ町や村でも新しい武器や道具が買えるようになっている。

 これから先についてはプレイするか否かは不明だ。というのは最近になって、再び小説を読みたくなっているからだ。本も読みたくなるものだ。あまりゲームばかりに熱中するのも良くないかなぁと思っている。しばらく遠くに外出も出来そうにないので、一時的にはゲームも良いと思うのだが、ゲームとはまた違った小説の世界にも入りたいと思っている。
 どうしても家にいてすることが無い時にはゲームも良いかもしれない。同じゲームでもトランプやボードゲームにも注目している。もちろん料理や芸術など他に楽しむ趣味がある人は、そちらで楽しむのが良いと思う。自分としては今度は本を読む予定だ。この先、どう過ごしていくのか。また変化するかもしれないが、それも楽しみだ。

ドラクエ11 のオープニング動画はこちら↓

https://youtu.be/KdHYS2OWYW0


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