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三兄弟三男坊とのカーボベルデ
留年はしたけれど意外としっかりしていた私のいとこの三兄弟の三男坊とマドリードで落ち合ったのが、11月の暮れ。
スペイン旅行を終え、一緒にカーボベルデに帰ってきたのが12月。
それから約2ヶ月間の共同生活(と言っても、離れの家に住んでいたわけだけれども)を経て、あっという間にお別れの時がきた。
三男坊は21歳。自分の兄弟というには少し歳が離れているし、かといって息子という歳でもないし。なんだかよくわからない中途半端な存在。従兄弟だけれど、10歳も年が離れているので、こんなにも一緒に時間を過ごすのは初めて。
そして、だんなもたろうも英語しか話さないし、大丈夫かなあと、実は内心どうなることやらと思っていた。
でも、振り返ってみると、本当に楽しかった。
私の勝手なおせっかい心で、いきなりスペイン旅行から始めたので、最初は私たちも手探りで、どこか色々なところに連れて行ってあげないと、という気持ちが働いてしまい、無駄に頑張ってしまったような気もする。つい、できもしないのに無理に人の役に立とうとしてしまうところがある。
けれども、自分の家に来てもらったら、そんな肩の力も抜けて、普通の生活に混ざってもらった。
この島国、いい意味でそんなにすることがないのです。
ということで、三男坊と過ごした2ヶ月のハイライト。
一緒にクリスマスクッキーを作ったり、
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大晦日の朝、突然思いついたままに魚市場に行って、マグロを一匹買って捌いてみたり。
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普段じゃ絶対しない、おせちもどきを作ってみたり。
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一緒にハイキングに行ったり。
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Google Mapを見て、ダーツの旅。だんながいつか行ってみたいと言っていた、謎の漁師の村に行ってみたり。
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スピアフィッシングをしてみたり。
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夕食となる魚は獲れなかったので、レストランに行ったり。
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たろうがめちゃくちゃ懐いて、自分の子分のように引き連れていたのが微笑ましかったし、特に自分がお兄ちゃんになったから、自分にばかり構ってくれるお兄ちゃんができて、すごく嬉しかったのではないかな。そして、よきお兄ちゃんのモデルになってくれたのではと、今後の影響にも期待。それにしても、毎日遊んでくれるから助かった。若いって体力ある。
…毎日の食事は、よく食べるから作るのが大変だった。ははは。
またいつでもおいで。
でも、学校も頑張れ。