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スッポンのおかげです…

話の始まりは4月28日のこと…

主人のパーキンソン病の施術のため静岡の本部道場、小口先生を訪ねた時のことです。
いつも小口先生は 施術をしながら色々な方向から話題を振ってくださいます。

その日は主人の趣味である「釣り」の話題でした。
元々はブラックバスを釣っていたのですが、数年前からナマズ釣りにはまり、釣りに出かけては行方不明になったかと思うほど帰ってきません。

その釣り場に この時期はよく「スッポン」が現れる、という話の流れから…
「良かったら、次の施術の時にでも持ってきましょうか…?」
「え、ほんと?是非~!!」
なんて会話がはずみ…

数日後、本当に主人が40cmくらいのスッポンを持ち帰ってきました。
「ぐぇ…ほんとに釣ったの??まだ早くない?」
「いや…試しに釣ってみたらさ、大きいのが釣れちゃったから…」

そこで早速小口先生に連絡…
「先生、主人が本当にスッポン持って帰ってきました!もしよろしければ火曜日の夕方にお届けしたいのですが…」
「嬉しいです!夕食もご用意しますので食べていってください」
…とのこと。

とはいえ小口先生と言えば!!
腱引きの世界の下の方…
隅っこのそのまた端の端くらいなところに身を置かせていただいている 私にとって、雲の上どころか神の国の存在ですから…
畏れ多いなんて言葉じゃすまされません!

…が、実はその前の施術の時もブログでも。
「レストラン オグチ」の話はたびたび耳にし目にし、すごく気になってはいたわけです。

まさか、こんな下々の自分がこの「レストラン オグチ」にお邪魔する日が来るとは毛頭思わなかったけど…
確かに畏れ多いけど…
でも!!!
こんなチャンスまたとない!!
「ありがとうスッポン!!!すべてはアナタのおかげです!」
…と感謝しつつ張り切って馳せ参じる宅急便になったわけです。

(調子に乗った主人は、お届けすることになった話を聞き、再びスッポン釣りに出かけ、少し小さめサイズのスッポンも連れ帰るのでした…)

前置きが長くなりました。

では…お待たせしました!!

・オードブル

・帆立のマリネ
・アスパラとトマト
・ミートソースのペンネ
・タワーハンバーグ

グリーアスパラとホワイトアスパラは食感がなんとも言えない茹で上がり…
チーズに包み込まれたタワーハンバーグの上にはトリュフ♡
トリュフの香りがチーズとハンバーグを引き立てます

・スープ

コンソメスープに散らされているのは 細く刻まれたしそ。
コンソメスープにしそ、という発想にビックリ!!
でも、すごく合うんです。
特に今日のように少し湿度の高い日にはしそのさっぱり感が余計に爽やかです。

・カッペリーニ

手作りパプリカソースには、エビや細かく刻んだお野菜が入っています。
パプリカソースはとても優しい味で、見た目はクリーミーですが いくらでも食べられそうな軽さです。

・魚料理

付け合せはブラウンマッシュルーム
付け合せも主役に劣らぬ存在感です。
お魚はレモンバターソースでいただきます。
このソースが格別!!!
あっさりしたお魚にメインたる風格を与えているのは 紛れもなく このソースです♡

・デザート

桃のコンポートと手作りアイスクリーム
桃のコンポートは大人の味…
赤ワインの香りがふわっと香ります。
これだけでいただくと あまり甘さを感じませんが、アイスクリームと一緒にいただくと桃の甘さが引き立つから不思議…

このアイスクリーム…
作りたてなんです!

アイスクリーマーからその場で盛り付けてくれるアイスクリームは なめらかふわふわ!
作りたてでしか味わえない…
これは本当に、説明の仕様がないのです!!

最後にコーヒーをいただいて…

美味しかった~~~♡

…結局、この一言に尽きるのですが
この満足感!!!
満たされるのは おなかだけじゃない。
味覚も視覚も…
さすが小口先生。
これまた、脳科学ですね!!!

ご馳走さまでした♡

そしてこの後、調子の悪い主人を心配した小口先生は 施術もしてくださいました。

毎回すごいなと思うのは先生の手が触れる場所が、確実に主人が違和感を覚えている場所であること。

何も言わずともピンポイントに触れていく先生に、主人も「先生、調子が悪い所やっぱりわかっているんですね…」と驚きます。

腕の施術では、わざと震えを出して止めていく手法に、伝授会で教えていただいた「めまい」の施術を思い出しました。

今日は朝からかなり調子が悪かった主人ですが、施術後はスッキリ!!!

「楽になったなぁ…」と何度も口にしていました。

本当に感謝です!!

帰りには先生の写真集までいただき、帰宅後にはふたりで素敵な写真を楽しませていただきました!!!

すべてに感じるのは 小口先生の優しいお人柄。

今日という日がとても特別だったのも、その先生のお人柄によるものだと主人と話しながら帰宅しました。

もちろん、すべてが素敵な一日だったけど…
なにより素晴らしさを感じたのは、先生のさり気ないお気遣い。

「和のものにしようかな…とも思ったんだけどね、箸だと食べづらいかな?と思ってナイフとフォークにしたよ」
…の言葉にも溢れていましたが、

調子の悪い主人は、施術前だったこともあり今日は左手が使えず「すみません、片手でいただいちゃってます」と席に着いた小口先生に声をかけました。
先生は「ここはね、マナーとかないから好きなように食べていいよ」と答えます。
そして、自らもナイフを使わず、フォークのみで召し上がるのです。
こういった気遣いが、相手をどんなに和ませてくれるか先生はちゃんと心得ていらっしゃるのだなぁ…と思うと、ありがたい気持ちと ただただ尊敬する気持ちが大きく大きく膨らむのです。

小口先生、本当にありがとうございました!!
また月末、よろしくお願いいたします m(_ _)m

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