3103_ 四葩と縁側
起き抜けに考えることは
たいていいつも同じだ。
仕事のこと、今日の天気、
そして最近は四葩と縁側。
もともと仕事人間の気質ではあるから
朝から寝る直前、なんなら夢の中まで
仕事のことで頭の中が埋め尽くされている。
良いのか悪いのかと聞かれると
なんとも答えようがないのだけれど、
私というヒトはそういうものだ。
おそらく脳内の整理整頓が
得意な方ではないのだろうとは思っている。
今日の天気、もそうだ。
仕事をするにあたって
「今日の天気」はわりと重要なことではある。
白衣の天使の必須トークは、
お天気の話しだからだ。
政治と野球の話はするな、とはよく言うけれど
お天気の話しは嫌いな人はいないだろう。
さて、最近追加されるようになった
四葩についてだ。
なぜ四葩なのか、考えてみた。
思い当たる節がないわけでもない。
セットで脳内再生されるのが縁側。
縁側に腰かけながら四葩を眺める。
隣に座る人の姿も見えることがある。
姿だけで顔は見えない。
自分が思い描く理想の老後なのだろう。
平々凡々、平和すぎる老後だ。
30代独身女性
周りの友人からは
一人の人生を謳歌していそう
一人でも生きていけそう
だとか評されているようだが、
一般的な欲は持ち合わせている方だと思う。
どうしてもパートナーが必要だ、と
強く思うわけではないし
一人でも生きていけるのも事実だ。
ただ、日常の他愛もない
ほんの少しのうきうきだとか
そんなことを分け合う人がいてほしい、
たぶんそれだけだ。
こんなお花が咲いてたよ
今日は虹が見れたよ
雨上がりの水たまりに映る景色がきれいだったよ
他人からすればどうでもいいようなことを
思わず伝えたくなるような、
小さな幸せをシェアしたくなる
そんな人がそばにいればいいな、と思う。