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雑なさよならとサヨナラしたい話


私と会ったことがある人は
感じたことがあるかもしれない。

私の去り際はわりと淡泊な方だ。


他人からすると少し物足りないような、
雑なさよならに思われているかもしれない。


そう思っている人がもしいるのであれば
非常に申し訳ないなとは思っているので、
この場を借りて謝っておきたい。

見ているかはわからないけれど。

雑に感じさせていたらごめんなさい。



さて、なんでそんなに
雑なさよならになってしまっているのか。

単純に言ってしまえば、
感情表現が得意な方ではないし
気持ちを押し隠してしまうタイプだからだ。


寂しい、もう少し一緒にいたい、
もっと話したかった
またすぐ会いたい
照れているところを見られたくない


そんな気持ちも丸ごと
自分の中に押しとどめてしまう。


相手が自分と同じ気持ちじゃなかったら嫌だな、とか
そのまま伝えてしまったら迷惑だろうな、とか
わりとマイナスに考えがちなタイプだ。

それでいて
周りにそれを悟られたくない、
いい格好しいな側面も持ち合わせている。



楽しかったことを全身で表現したい。
そんな日もわりとある。


本当は寂しくて
改札前で泣きたくなることもある。

目の前では泣かないようにこらえている。

そんなことをしたら迷惑だとわかっているから。


改札を抜けてからこっそり泣いている、
そんなタイプの人間だ。



もっと自分の感情に素直になれれば
楽なんだろうなと思うこともある。



雑なさよならとサヨナラできれば、
もっと自分にもあなたにも素直でいられるのに。


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