知らずに違反してるかも!Googleマイビジネスガイドライン
いつもお世話になっております。ローカルディレクションの松村です!
本日は知らず知らずのうちにやってしまっているかもしれないGoogleマイビジネスの禁止事項についてお伝えできればと思います。
SNS集客に関するご相談はこちらまで!
Googleマイビジネスとは
Google マイビジネスは、Google マップやGoogle 検索のユーザーに表示されるお店や起業などのビジネス情報を登録したり管理したりできるサービスです!
こちらのサービスは無料で利用でき、ユーザーからの質問や口コミ機能を使ってコミュニケーションを取ることもできます。また、インサイト機能を利用して業務改善にも繋げられるという大変便利なサービスです!
注意!違反するとアカウント停止!?ガイドライン
そんな便利サービスであるGoogle マイビジネスですが、もちろんガイドラインがあります。
ガイドラインに違反した情報を記載すると
・審査に通らず、マイビジネスの情報更新ができなくなる
もし、審査に通っても後に違反が発覚すれば
・情報が検索結果に表示されなくなる ・アカウント停止
なんてことも…。これは是非とも避けたいですね。
アカウント停止されたらどうすれば良いの?
万が一アカウントを停止された際には、Googleに向けてアカウントの回復リクエストを申請できます。
ただし、
基本的に回復リクエストの申請は1回のみで、2回目の申請は厳しい審査に…
となります。
更には、1回目の申請であっても違反行為が悪質な場合はアカウントを回復できません。
ガイドラインに違反するとGoogle マイビジネスの運用ができなくなるので掲載する情報については十分注意する必要があります。
そこで今回は、Google マイビジネスのガイドラインのなかで特に違反しやすいものをシチュエーション別に紹介させていただきます!
シチュエーション1:ビジネス情報登録時
・名称欄に名前以外の情報を記載
マイビジネスで記載する店舗名やサービス名としての「ビジネス名」で実際の名称以外の情報の記載は禁止されています。
「RESTAURANT」のように頭文字以外の英単語を全て大文字にしたり、店名に含まれていない「Ltd」などの法的用語や「@」などの特殊文字の記載も禁止です。
キャッチフレーズや店舗コード、住所、電話番号、「®」などの商標表記、「24時間営業」などの営業時間情報、商品名、「LDレストラン(近鉄駅1階ふれあいモール)」などの出店先情報も禁止されています。
「LDレストラン」が検索ヒット数を稼ぐため、「LDレストラン | 三重 ランチ おしゃれ 女子会に最適!」というビジネス名での登録は、「 | 三重 ランチ おしゃれ 女子会に最適!」という要らないキャッチフレーズが含まれているのでガイドライン違反になるのです。
住所、出店先情報、電話番号、営業時間情報、商品情報は記載欄が別途設けられているのでそちらに記載しましょう!また、実際にビジネス名に地名が含まれる場合(例:LDホテル四日市イン)は問題ありません★
・店舗ごとにブランド名の表記が異なる
複数の店舗を運営していて、店舗ごとにマイビジネスでのブランド名の表記が異なる場合もガイドライン違反となります。
例えば、三重でチェーン展開をしている「LDレストラン」の場合、全店舗で「LDレストラン 四日市店」「LDレストラン 鈴鹿店」といった表記に統一しなければいけません。店舗によって「LD レストラン」や「Local Direction Restaurant」など異なるブランド名の表記はできません。
・メニュー欄に全てのメニューを載せず、一部のメニューだけ記載
マイビジネスのメニュー欄に記載する場合、その店舗の全メニューを記載する必要があります。
飲食店ならモーニングからランチ、ディナーまで全てのメニューを記載しなければなりません。人気メニューのみなど、一部のメニューのみを掲載することはできません。
また、メニュー欄にはWebサイトのメニューページへのリンクも記載できますがデリバリーサービスなどへのリンクは掲載できないため注意しましょう。
新しいメニューを追加した際には、すぐにGoogle マイビジネスにも情報を反映させる必要があります。
・ビジネス情報の説明欄にリンクを記載
ビジネス情報の説明欄にリンクを記載することも禁止です。
「公式サイト:https://〜」と表記しようとすると、「この欄にはURLを入力できません。」というような警告文が表示されます。リンクであることを隠すために一部伏せ字にしたり、「https://」などURLの一部を伏せるのも違反となります。公式サイトへのリンクはURL欄に記載しましょう!
・説明欄でキャンペーン、特別料金、特典などを過度に強調
ビジネス情報の説明欄でキャンペーンや特別料金などの情報を過度に強調して記載することも禁止されています。
例えば「全品10%引き」や「今だけコーヒー一杯100円」といった、特別なキャンペーンなどの内容は記載してはいけません。
期間限定の割引などの情報を伝えたい場合は、「クーポン」機能を使い、ビジネス情報の説明では「ビジネスの目的」「提供している商品」「サービス」に関する情報のみ記載しましょう!
・URL欄に公式サイトではないURLを記載する
URL欄に公式サイト以外のURLの記載も禁止です。事業者が運営するSNS公式アカウントのURLの記載も禁止ですので、注意が必要です!
・事業拠点に繋がらない電話番号を記載
ビジネス情報の電話番号欄に事業拠点に繋がらない電話番号を記載することもガイドライン違反となります。
店舗の担当者個人の携帯電話ではなく、なるべく各店舗に繋がる電話番号を設定しましょう。
・誤解を招く恐れのある情報を記載
提供している商品やサービスについて、不正確であったり誤った情報を記載することももちろん禁止されています。
登録した住所が実際の住所と異なる場合は、誤った情報として罰則を受ける恐れがあります。誤解の基準はGoogleが判断するため、少しでも誤解を招く可能性がある場合は記載しないようにしましょう。
・「質が低い」「関連性がない」「閲覧の妨げとなる」情報の記載
情報の質が低かったり、関連性が見られないとガイドライン違反として罰則を受ける恐れがあります。
誤字脱字がないか読みづらい文章となっていないか等、文章を記載する際には必ず確認しましょう。
直接店舗やビジネスと関係のない情報は記載しないようにしましょう。
シチュエーション2:カスタマーに対して
・報酬を支払い口コミを書いてもらう
お客様に口コミを投稿してもらうかわりに割引をしたり、嘘の口コミを投稿してもらうことは禁止です。
口コミは商品やサービスを利用したユーザーが自発的に投稿するものなので「口コミ投稿で料金2割引」など、報酬と引き換えに口コミをしてもらうことは禁止されています。粗品やクーポン券のプレゼントなども全て違反となるので気をつけて下さい!
・星5をつけてもらうよう依頼する
具体的に星5をつけるようにお願いすることも禁止となります。
関係者がアカウントを変えたりして何度も口コミを投稿するのも禁止です!
シチュエーション3:マイビジネス投稿時
※Googleマイビジネスには投稿機能があります!上手に活用することで、検索ユーザーにアピールでき、集客につながります!
・キャンペーン条件を明示しない
投稿機能でキャンペーンを告知する際には、「参加条件」「顧客が得られる利益」について、全て記載する必要があります。
「ランチタイムに店内で1,000円以上の注文をした方限定で、300円割引券(有効期限:2週間)をプレゼント!」というキャンペーンを実施する場合、以下の5点を全て明記しなければなりません。「ランチタイム限定」「店内限定」「1,000円以上の注文限定」「クーポン有効期限2週間」「クーポン割引額300円」
「店内で食事をするとクーポンをプレゼント」のように省略された内容の記載はガイドライン違反となってしまいますので注意しましょう!
その他のシチュエーション
・報酬を支払って他のWebサイトにリンクを貼る
検索結果上位表示をねらって、他のWebサイトに報酬を支払いリンクを貼ってもらうことも禁止されています。
GoogleによるWebサイトの品質評価基準で「他のWebサイトにリンクが貼られているかどうか」というものがあります。そのため、他Webサイトに報酬を支払ってリンクを貼ってもらうことで、評価を上げようとする行動がみられます。
Googleはリンク元のWebサイトの品質も評価します。したがってリンク元のWebサイトが知名度の低く、評価が低いサイトである場合はリンクを貼ってもSEO対策の効果はあまり期待できません。
まとめ:ガイドラインにしっかり沿った投稿を!
Googleでは第三者からの通報も受け付けているため、ガイドラインに違反している場合、他のユーザーに通報される可能性があります。
また、競合他社がガイドライン違反を見張っている可能性もあります。
掲載中の情報がガイドラインに違反していないかどうかを改めて確認してみましょう。
ご不明な点がある場合はお気軽にご連絡下さいませ!ご相談はこちらまで!
本日も最後までお読みになってくださいましてありがとうございました。