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高専祭を終えて

これは、鈴鹿工業高等専門学校 広報誌『鈴風』に記載されるものですが、誰も見ない……ことはないと思いますが、僕は5年間あそこの文章を読むことは1度もなかったのでここに全文公開してから学生課に提出します。


今更過ぎますが、楽しかったですね〜。僕が1番楽しかったです。ありがとうございました。


これ、もう見ましたか?


優秀すぎる映像編集チームと撮影部隊として関わってくれたブラックジャケットの皆さん、そして高専祭を作り上げてくれた皆さんのおかげで出来上がりました。何回見ても楽しいのでぜひもう1度でも2度でも3度でもご覧ください。



以下、来年度配布予定『鈴風』と同文



第55回鈴鹿高専祭が終了しました。


今年のテーマは第55回にちなんで『GOGO』、コンセプトは『参加型の高専祭』でした。このコンセプトは去年度の高専祭中から僕の中で決まっていました。みんなを巻き込んでみんなでつくる、『あなたが参加して完成する高専祭』をつくる。これを本部メンバー全員が軸としてそれぞれ動き、様々な企画が生まれていきました。


みんなが参加できるじゃんけん大会が開催されました。学科展示は第4学年の生徒が作品を1から作り上げました。安全面を配慮して高専祭での公演が無くなったウォーターボーイズはなんと陸上に登場してくれました。例年室内で行われていたアコギライブは野外ステージに。学生会がキッズスペースを運営し、音楽好きは校内のBGMをかけてくれました。ゲーム好きはスマブラ大会に、乃木坂46ファンはハイレベルなイントロクイズに、筋肉を愛する人たちはBODY-1グランプリに出場しました。


実は僕、中学3年生の時に高専祭に来たんです。その時たまたま、5年生のダンス『メモリーズ』をみて、「うわ……こんな楽しそうな人たちがいるのか!なんてこった!行きたい!」と思って鈴鹿高専を受験することを決めました。


そんな僕が高専祭を作る側の人間になりました。


この高専祭が、小学生や中学生のワクワクに繋がって、「高専に入りたい!」と思ってくれた子がいたら、僕たちは最高に幸せです。高専はエンジニアを育てる学校です。高校生の年代から専門的な分野を学び、実践経験を積むことが可能です。でもそんなことは親や学校の先生、塾の講師の方がたくさん教えてくれると思います。僕は、鈴鹿高専は「自分の得意なことや好きなことを表現できる人が多い学校だな。」と感じます。自分を表現できる人は、その人の生活を楽しくし、豊かにし、周りを幸せにできる人間になっていくと僕は思っています。自分を表現することを忘れずに、また、他の人が自分を表現しやすいような環境を作れるような人間になれれば素敵だと思います。僕はそんな人間を目指している途中です。


最後に、一緒にイベントを盛り上げてくれた在校生の皆さん、協力してくれたブラックジャケットの皆さん、様々な無理を聞いてくれた学生課の皆様と先生方、協賛企業の方々、ステージを作ってくれた業者様、ゲストとして来ていただいたBim Bam Boomの皆様、高専祭に足を運んでくださった全ての皆様、そして、1番近くで支えてくれた本部のメンバーに感謝したいです。最高のチームに囲まれました。みんなで創り上げた高専祭でした。ありがとうございました。


さてさて、第56回鈴鹿高専祭のテーマは『=EQUAL(イコール)』だそうです。引き継ぎメンバーは第55回よりもおもしろい高専祭にすることを確約しておりましたので、皆さんお楽しみに。最後までお読み頂き、ありがとうございました。


第55回 鈴鹿高専 高専祭実行委員長 渡邉 慎悟


ラブ。

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