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ロマンスは別冊付録

ネットフリックスであらすじと予告を見たけど、んーってなっていて、でも評価がいいから見てみようと期待せずに見始めたら、そっこうで落とされました。今のところNo.1ドラマです。仕事を頑張る女性が好き、年下男子がいい、なんて方には必ず見てほしいです。

1.あらすじ

高学歴の元人気コピーライター、カン・ダニ(イ・ナヨン)は結婚後専業主婦として暮らしていた。しかし夫の浮気が発覚し離婚、家も職もないまま飛び出した。長年のブランクが影響し就職内定がでず、家政婦のふりをして弟分のチャ・ウノ(イ・ジョンソク)の家でバレないように寝泊まりする日々。そんな中彼が編集長として働く大手出版社のキョルの求人を見つける。どうしても仕事が必要な彼女は自身の華やかな経歴を捨て、学歴を偽り業務支援枠に応募する。見事合格した彼女は昔のように仕事を楽しみ周囲にも認められ、順調と思われた生活だったが、経歴を偽ったことがバレて契約解除に。高学歴女性の再就職の難しさや周囲の見方、年下男子との同居生活など大学生や働く女性にはもってこいの作品。

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2.チャ・ウノが完璧すぎる

若くして編集長になり執筆も編集はもちろん、大学で講義までする敏腕さ。広い一軒家に住んでおり、服装もオシャレ。つまり完璧です。

ダニに対して「ヌナ」と呼ぶのですが、この「ヌナ」パワーがすごい。私より年上だがキュンキュンが止まらない。「ヌナ」って呼ばれたくなります。

完璧な彼ですが、ある秘密を一人で抱え苦しんでいます。



※ここからネタバレ

本当にロマンスが別冊付録

仕事が主軸になっている。子育てのために一度職場を離れた人に対する同性らの冷ややかな目線。高学歴で受賞歴があるからこそ、高卒から募集がかけられているポジションでは扱いづらいという企業の考え。業務支援チームだが、マーケティング業務にも積極的に関わるダニの姿を、会社が業務外のことをすることに対して悪い印象を持つのは仕方がないというのも腑に落ちないが納得であった。ヨンアの「子どもが熱を出した時に呼ばれるのはいつも母親のほう」、結婚したら子どもや家族親族の世話も女性がするもので、自身が一女性として見られていないことに対する理不尽さを話すシーンはとても考えさせられた。また作品のキーマン、作家カン・ビョンジュンの「何として生き、何として死ぬか」という部分もとても印象的だった。収益にしか興味のなさそうな社長だが、「利益にはならないが世に出すべき本を出版するために、売れる本をたくさん売るんだ」というところや採用方法を変えるところから、ああ代表なんだと思える部分があっていい会社だと思った。

カン・ダニがめちゃめちゃかっこいい

自身の華麗な経歴を捨て業務支援チームで働くことになった彼女だが、仕事をすること、また周りの人が自分の名前を呼んでくれることが嬉しいと話す彼女には胸を打たれた。専業主婦では感じられない感情だ。社会的なつながりの大切さを感じた。気配りの利く彼女の働きぶり、マーケティングを諦めずに企画への参加を志願し勉強する姿、そして結果をだす姿はとてもかっこいい。他の登場人物にも言えるのだが、性格にブレがなく終始一貫しているのがよかった。


もう一度言いますが今のところ私の中でNo.1のドラマです。おすすめです。


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