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ホワイト部署×育児フルコミット夫であれば育児はイージーか?
第二子妊娠生活
現在35週で臨月目前です。そのため第二子妊娠生活の総括をば。
8月に出産予定で第一子とは1歳8ヶ月差、2学年差ですが定義としては年子になります。年子育児大変らしいですね!子供なんていつ育てても大変だろって思っていたのですが、どうやらそういう次元じゃないらしいです。日々年子ちゃんの話を聞いて震えています。(ほしみみママのyoutubeめっちゃ見てます)
ただ私は31でして、自身のキャリアや体力、そして妊孕力について考えると早く産むべきだと夫婦で判断。重い腰を上げ第二子の妊活を始めました。
バニシングトリプル
妊娠の最低限のインターバルの1年をまって、子の誕生日の次の日には体外受精による不妊治療を行いました。
不妊治療についてはnoteで特別言及してなかったかもですが、前回の採卵で余っていた受精卵を1つ戻しました。第一子のときよりも治療メニューが軽く済んだのもありますが、なによりも不妊治療が自由診療→保険診療となり金額の変化に驚きました。ありがとう菅さん・・・
途中で胎嚢が2つになったり、3つになったりして脳が破壊されましたが、
胎嚢3つあるって言われて脳が破壊されてる
— エビオス☻1y (@ebiooos) January 5, 2024
意図せず拡散され、たくさんの人に励まされました。が、結局バニシングツイン(バニシングトリプル?)となり心拍確認は1つでした。
今も元気にその1人がスクスク育っています。不妊治療沼にいた身としては1人育っただけで気分上↑々↑です。3部屋使用の贅沢な住民を守っていく次第です。(実際は部屋すら消えるけども)
これを機にフォローしてくれた人もいて、ただただ肩透かしになってしまっただろうとおもい、申し訳なく思います。ごめんなあ。
ただ一方でXではとても呟けなかったのですが、多胎に対する恐怖心がありました。(もちろん期待感もありましたが)
親族が趣味で家系図を作成しているのですが、それを通して曾祖母が3つ子を出産していたことを知りました。自然妊娠で3つ子という驚異的な幸運ですが、結果として全員死産となりました。当時の慣習はわかりませんが曽祖父母は3人全員に名をつけ弔い、そしてそれが寺の記録に残っていました。勝手に投影して心配したり、もしかしたらと期待したり、1月の私の情緒は結構めちゃくちゃでした。
バニシングトリプルとなったときには悲しさとホッとする気持ちと、さらに情緒がめちゃくちゃに。基本的に医者の言うことは丸呑みして信じるタイプなのですが、珍しく何人もの産婦人科の先生に今の胎児の生育への影響がないか聞いていました。
ここまで一緒に頑張ってくれた第二子が無事に生まれてくることを心より祈っています。
フルタイムで仕事復帰、第二子妊娠報告
子供を希望の保育園に預けられて、12月-7月の期間フルタイムで労働させていただきました。後述する辛いこともあったのですが、やはり働けば働くほどメンタルが上向きになり、つくづく外界とのつながりって大切なんだなと思いました。
私の労働形態としては下記の感じです。
・4-5名ほどのチームで複数プロダクトをアジャイル開発
・スプリント周期は5営業日(週4テレワーク、週1出社)
・2名1組でペアプログラミング
・1時間に10分休憩
人間と話すのが大好きなので会話重視のアジャイル開発がとにかく好きで。
妊婦兼親としてはテレワークが多いこと、休憩があることもめちゃくちゃ助かりました。この勤務形態ならフルタイム復帰でも大丈夫そうだったので、あまり迷わずフルタイムを選択しました。後述する辛いこともあったのですが(二度目)、チームメンバーや上司の理解もあり、本当に楽しく働きました。
一方で想定していた非常にしんどい事柄も。第二子の妊娠報告です。
これが第一子のときよりも遥かに心理的ハードルが高くて、職場の人に親切にされればされるほど目を背けたくなります。
13ヶ月ぶりとなり正直技術のことをなにもかも忘れていて「新入社員より遥かに無能で草(ワロエナイ)」状態での復帰しました。そこでもとのチームに加えてもらうだけで恐れ多いのですが、妊娠したのでそのうちまた休みますと伝えねばなりません。生き物として現代の労働との相性が悪すぎるよ・・・でも妊娠なんていつしても休むんだからどうしようもなくね!
もう言うしかないんで!母なんで!俺が始めた物語なんで!
えいやあと上司らのいるTeamsチャットに妊娠報告ぶん投げました。
上司に妊娠報告したんだけど(祝っていただけた)、たまたまその1時間後にマタニティハラスメント研修のオンデマンド研修通知来て、タイミング的にとてもよかった。マタニティハラスメント研修の後に妊娠報告してたら試しの門みたいになるところだった。
— エビオス☻1y (@ebiooos) January 23, 2024
上司の理解っぷりも本当によかったのですが、マタハラ研修前に報告できたのがとにかく良かった。報告に変な意味を持たせなくてすみました。
はやめに報告したことでプロジェクトから外されるのでは?と心配したりもしましたが、むしろ上司より私の専門領域のプロジェクトをはやめにふってもらえました。第一子妊娠前の専門領域ドンピシャすぎて過去のノウハウ&人脈を駆使して業務をすすめ、私が休んでいる間に圧倒的成長をしていた同僚に助けられクローズまでもっていきました。お互い納得の引き継ぎも行えて、達成感に包まれて産休に突入できました。(第一子妊娠前のキャリアに心底感謝した)
ありがとう上司、ありがとう同僚。ありがとう今まで育ててくれたすべての上司たち・・・!
第二子のつわり&保育園の洗礼パンチ
第一子のときはつわりの時期、吐いたりはなかったんですが第二子は吐きまくってました。それでも重症悪阻ってほどではないので相当マシな方だと思うのですが、仕事が無理すぎる。子供が持って帰ってきた胃腸炎で吐いたり、基本的に1−3月は吐いていた思い出しかないです。つわりって本当に辛いんですね。第一子のときも気持ち悪い日とかはあったので、つわりで苦しんでいる友人に向けて「大変だよねー」なんて声変えけてましたが、私なにもわかってなかったです・・・もう二度とごめんだぜといった感じです。
40日有給持って復帰したはずなのに、30日有休+5日子の看護休暇を駆使して乗り越えました。(勤務管理上は)
同僚には本当に助けられました。その分その後がんばったのですが。ここだけはどうしてもギブ&テイクにするのは無理で、一方的に助けられまくっていました。幸運なことに上司の調整力によりプロジェクト遅延は一切ありませんでした。(というか序盤は私が無能すぎて休んでも影響がほぼなかったまである)同僚も余裕があり、毎回根気強く進捗を教えてくれて本当に助けられました。私も返せるようにならねば。そうなるにはこの労働環境をまもっていかねばなりません。なんとしてでも。
ちなみに妊婦のクソザコ免疫では保育園の洗礼パンチはすべて急所にあたり、すべての菌が移りました。子の代謝では軽症で済んでも、私は40度近くの熱を出すことも多く。震えながらカロナールを飲んでしのぎました。胎児に影響ないかななどとくよくよ考えることもあり、今思えば結構メンタルも参っていたと思います。
夫と相談の上寝室を別にしてもらってからは落ち着きました。夫はすべての風邪を引き受けていましたが・・・夫ありがとう・・・
第一子よりもはるかにマイナートラブルが多く、完全にワンオペ育児への自身がなくなっていました。(実際本当に無理だった)
幸いなことに夫が育児フルコミット勢なので、夫に頼りきりで生活を回している時期もありました。この時期の夫は本当にきつそうだった。そして私も本当にきつかった。夫が出張などでいなくなるときは義母に来てもらったり、シッターさんを頼んだり実家に帰省したりとにかくワンオペ育児を避けるようにしていました。
核家族共働き育児つらすぎワロタ
共働き育児で、どちらか片方が体調を崩すとすべてが終わります。想像していたよりも辛く、なんども心が折れかけました。(というか折れました)
一番つらいのは体調を理由に第一子を満足に可愛がれないこと。この子のこの時期は今しかないのに。アルバムを見返しても1-3月期は極端に写真が少ないです。本当にもったいないことをしました。
第二子がスクスク育っていることには喜びしかないはずなのに、第一子のことを思うと今じゃなくてもなんて思ってしまったり。意味のない後悔をすることもありました。
とりあえず一つだけ伝えさせてください。
夫の家事育児参画だけでは到底間に合いません
気づいてくれ社会。
そもそもベースとして会社員はそこそこ長時間労働なので、夫婦ともにちょっと家事できれば御の字なのですが、がっつり育児をするとなると共働き夫婦が「お互い助け合うぞ」という気持ちだけでは間に合いません。祖父母を頼るか、睡眠時間を削るか。
しかしなあ、今どき祖父母も働いてるし!納期が決まってない中睡眠時間削っても死しか訪れないから!
我々の日々の日常の家事も、掃除を諦め、洗濯物を畳まず、冷食&惣菜でなんとかして、だましだましで回している状態です。私が妊娠していてパフォーマンスが低下していることを加味しても、家族の体調不良などちょっとでもイレギュラーなことが起きたらすべて崩壊します。崩壊の音が聞こえるんですマジで。
積極的に家事を効率化していく必要がある
ドラム式洗濯機や食洗機、ミールキットは積極的に導入していったほうがいいです。なかったらとっくに死んでた。
ドラム式洗濯機はいいです。なかに突っ込んで一晩経てば着れるようになっています。畳まねえ。しゃらくせえ。しわになるようなものは着るな。
食洗機も予洗いのいらない強力なものを。「水につけておいてよ!」そんなんもういいです。突っ込んで一晩経てばキレイキレイです。
ミールキットは食材・献立管理から開放されます。何度自炊できずに食材を終わらせてきましたか?私だけですか?私だけかァ・・・
これらは時短というよりも、”いかに脳のリソースを使わないで生活を回せるか”が重要です。
ジョブズもいってたじゃん?
毎日同じ服を選ぶことで「今日何を着るか」という選択に時間をかけることを避けていました。 これにより、他の重要な決定に集中することができます。
「家族で助け合おう」という気持ちも、それぞれの余裕がないとすぐに死んでしまう儚い気持ちなので、夫婦の体調とメンタルは子どもと同じくらい大切に扱っていくべきです。
現状課題に思っていること
家事育児の外注について
東京都や企業の助成を使ってシッターさんに助けてもらいました。
シッターさんは我々のエリアだと熾烈な奪い合いが起きていて、同じ人にお願いするのがかなり困難です。そのため別の人に頼まざるを得ず、シッターさんがいくら手練れとはいえ、まだ小さな子には結構負担です。というかそもそも毎日子と過ごす時間ソコソコほしいんだが!?家族ってなんなん!?生活が回ればいいってもんじゃないゾ!
育児よりも家事の方を外注できると持続可能な生活につながる・・・気はするんですけど、家事って頼み方むずいんですよね・・・どないしよ・・・助成もないしな・・・
年子育児×共働きに向けてこの辺詰めておかないと。
第三子どうしよ
前々から「子供三人ほしいナー」なんて思っていて、幸いなことに受精卵がまだ残基ありの状態です。
ただこのくだりをもう一回やるの無理すぎる。そしてシンプルにマンパワーが足りない。金で解決するには働かないといけないが、そうすると子といる時間ガガガ・・・・
あ〜どうしよ!!!諦めたい!!!