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プライドと偏見

ジェーン・オースティンの同名小説を「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキーラ・ナイトレイ主演で映画化。18世紀末のイギリスの田舎町。5人の姉妹が母親と暮らすベネット家の近所に、資産家ヒングリーが引っ越してくる。次女エリザベスはヒングリーの親友ダーシーに出会い、その高慢な態度に反感を抱くが。(映画ドットコムより引用)

皆さんは高慢と偏見という作品をご存知でしょうか。

ジェーンオースティンの有名作品です。今回紹介するのは映画化した2006年の作品です。

今回はプライドと偏見を鑑賞し、感じたことを皆さんに共有したいと思います。

この作品はアカデミー賞やゴールデングローブ賞などで作品賞や作曲賞などたくさんの受賞歴があります。

では、さっそく鑑賞後の感想に参りたいと思います。

まず、私がこの作品を通して最初に感じたことは音楽がとてもいいということです。アカデミー賞で作曲賞ノミネートされるだけあって、音楽がとても綺麗で、役者の演技を音楽でも代弁しているように思えました。

次に、主演女優のキーラ・ナイトレイの演技のうまさについて述べようと思います。当時20才とは思えないほどの演技の上手さ。ダーシー演じるマシュー・マクファディンとは10個以上も年が離れているのにも関わらず、マシューに負けない演技力に驚かされました。マシューは舞台俳優ということもあり、セリフがない場面でも表現力の高さにより、二度、三度楽しめる作品になったと考えます。

この作品の時代背景は一言でいうと「女性は結婚しなくてはいけない」という考え方が定着していた時代です。今では考えられないですよね。そんな時代で生きるエリザベスは「好きな人でないと結婚なんかしたくないわ。」と突っぱねます。エリザベスの聡明さ、強い女性像はこのような場面でも確認できます。エリザベスの軸の強さに私が何度圧倒されたか(笑)

この作品は映画や漫画など様々な媒体で表現されているからこそ、色んな心情の読み方ができると思っています。ぜひ皆さんもこの作品を鑑賞してみてください。


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