2023ドラフト会議個人的注目選手:赤埴克樹(天理高校)
初めに
2022年ドラフトで贔屓球団のロッテはショートの選手を獲得するのではないかと思い、8月以降は候補選手のYouTubeを見て日々「この選手欲しいな」と目を輝かせていました。
その中で気になったのが天理高校の2年生の赤埴克樹選手。
夏の予選、戸井零士選手(阪神ドラフト5位)の次にショートでシートノックを受けていた背番号16番。守備だけで見たら「戸井選手よりも上手いのでは…」と感じ、すぐに名前を調べた選手だ。
その後は2022年の候補選手を見ていたので深掘りすることはなかったが、最近ふと気になって調べたら秋季大会は4番捕手で出場していたことに驚いた。
時期尚早ではあるが、個人的に気になる選手であったため現時点でわかったことをまとめたいと思います。
※計算ミスあったらすみません。
球歴
赤埴(あかはに) 克樹
右投げ右打ち
捕手・内野手
ジュニア:阪神タイガースジュニア
中学:大阪東ボーイズ※1
高校:天理高校
2022年センバツ高校野球出場
2022年全国高校野球選手権大会出場
国際大会:カル・リプケンU12日本代表※2
※1佐伯貴弘(元横浜)、木村昇吾(元横浜・広島・西武)、高山優希(元日ハム)を排出
※2武岡龍世(ヤクルト)、池田陵真(オリックス)、松浦慶斗(日本ハム)等が経験
主な選手成績
●2022年近畿秋季大会
25打席23打数11安打5打点2四球3三振
打率0.478 BB/K0.667
長打率0.696 出塁率0.52 ops.1.216
◯1次予選
・決勝vs高田商業(12-2 勝利)
6打席6打数4安打3打点1本塁打
・準決勝vs智辯学園(4-1 勝利)
4打席4打数1安打1三振
・準々決勝vs桜井高(8-1 7回コールド勝利)
4打席4打数2安打1打点
・2回戦vs奈良北高(6-0 勝利)
1打席0打数1四球
・1回戦vs御所実業(15-10 勝利)
6打席6打数2安打1三振
◯2次予選
1回戦vs杜高校:兵庫県2位(7-13 敗退)
4打席3打数2安打2打点1三振1四死球
※春夏甲子園の経験がありますが、途中出場で1打席のみに留まっていたので記載していません。
まとめ
・センスがあるのを感じるが魅せるタイプではない堅実なショート守備。
・捕手としては歴が浅く、映像も少ないので捕手としての能力は未知数。
・新チーム始動後の秋季大会初戦では4番捕手として出場するも、その後は6番や7番を打っている。
・強豪校との対戦成績が少ない。
・まだ映像が少ないので個人的な評価はショート守備しかできなかった。数値からは早いカウントから打っていくタイプの打者であることがわかる。
結論
現時点でドラフト何位までかは予想できませんし、2023シーズンの捕手の活躍も分かりません。
しかし過去2年支配下ドラフトで高卒捕手を指名していない「巨人」「楽天」「日本ハム」はもしかしたら指名があるかもしれませんね。
地元球団でジュニアでプレーしたことがある「阪神」からの指名も0ではないと思います。
まだ線は細いものの、横浜DeNAドラフト1位指名された松尾選手に続く「ショートとしても評価が高い打てる捕手」になれる逸材ではないかと期待しています。
センバツの舞台では見ることができなさそうなので、夏の大会に向けて技術だけでなく心も体も大きくなって欲しいです。
※参考資料→球歴.com様、天理スポーツ様