心のままに生きること
最近、自分のとある傾向に気づいてきた。
それは、はじめは「~したい」で始まったものが、いつの間にか
「~しなければならない」になって、自分で自分を苦しめてしまうこと。
タイトル通り、心のままに生きることが難しいのだ。
なんでこんな修行僧のような状態になってるんだっけ?
と振り返っていることが多々ある。
途中で止めるとか、楽しくなくなったからもういいやとか、自由気ままにできたらいいのに。
例えば、今キューブラー・ロスの本「永遠の別れ」を読んでいる。
2か月前に父を亡くした今の自分の気持ちを整理したり、感じつくすにはとてもいいだろうと思って読み進めてきたが、なんせ、内容が重い。
いちいち感情が揺さぶられ、自分はどうだろうと思い返し、記憶の反芻が起こり、そして疲労感を感じる。
段々とページを開くのが億劫になってくる。
でも、始めたからには読み進めないといけないと思って、根性で読んでいる。
今の自分には必要なやらなければならないことなのだと言い聞かせて、読んでいる。
仕事ならともかく、プライベートの時間でこれである。
一体全体なんでこんなことしてるんだっけ?と。
なんでこんなに自分を追い込んでいるのかと。
そんな自分のことを深堀りしてみると、根底には
「無価値観」
があるような気がする。
何かしていないと、何か人生のなかでつかまないと、自分には価値がない、役に立たないと思っているところがある。
途中で投げ出したらダメだと厳しく監督してくる自分がいる。
私を優しく見守ってくれているもう一人の自分が
「本当にやりたくてそれやってるの?~しなきゃって思ってない?」
と聞いている。
嗚呼、またやってしまった。
本当に、心のままに生きるって難しい。
でも、私にとって今それが一番の課題だなと。
軽やかさ、内側からのパッション、疲れたら休み、飽きたら一回止める潔さ。
重い荷物は置いていこう。
もう、私の人生は私自身のものなのだから。
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