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エスペラント語とウクライナ

『Haltigu la mondomiliton / 世界大戦を止めて』

ロシアによるウクライナ侵攻後、ロシア在住のエスペランティスト(Ukraina にもルーツを持つ)からの書簡を『Haltigu la mondomiliton』と題し、エスペラント/日本語訳で順次公開しています。ロシアに住む人々の苦悩、緊迫した情勢が伝わってきます。読んでみてください。

https://www.facebook.com/kimura.goro/posts/pfbid02H5bAYExh5a5YomDhL291xN7kZFTTYNSo1fLupYaLNsWcoWEGPPgQSGpVFTkW1HtJl

このモスクワ便りを読んだ新聞記者の方から、書いている人の出自および国籍について質問がありました。そのことについて聞いたところ、次のような答えがきました。 Haltigu la mondmiliton...

Posted by Kimura Goro on Friday, October 14, 2022


私、新造は約1年前にエスペラント語を学び始めました。当時は面白い方々とつながるきっかけになるかもしれない、とふわっとした理由で言語学習を始めました。今では、貴重な世界のことを知るためのツールとなり、生きていくことを支える一つの足場になりつつあります。

エスペラント語は、1887年に発表された、世界共通語となるように作られた言葉です。 現在、世界で100万人以上が使用しています。「ESPERANTO / エスペラント」という単語は「希望する者」という意味であり、当時の世界の状況や考案者のザメンホフ氏の生い立ちから考えると「平和を希望する言語」として、私は捉えています。

日本では、新渡戸稲造、二葉亭四迷、宮沢賢治、川喜田二郎、長谷川テルなどがエスペラント語に関わっていたそうです。他にも、芥川龍之介、安部公房、内田魯庵、内村鑑三、手塚治虫、高村光太郎、山本有三、湯川秀樹、星新一、坂本龍一といった文化人の方々もエスペラント語に触れられています。

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新造真人 / ARTISTO🍉
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