僕は血縁関係の無い老夫婦と同じ敷地内で暮らしてる(リアル僕と大家)
タイトルだけで伝えられない僕の文章力…笑
僕はみのるじぃさん(89歳)ときみこばぁさん(80歳)が住む家の離れの一軒屋に住んで生活をしている。その距離約4m
外出先から帰ってきたら、「ただいまー!」と挨拶をする。
この生活を始めて2年
最初はお互いにかなり気を使っていたけど、最近では楽しく話をすることも増えてきた。
例えば、
きみこばぁ「健太くん!今日は出かける予定あるの?」
僕「今日は新年会があります!」
きみこばぁ「あんた、何回新年会に何度行くの?明けましておめでとうを言いすぎて、2020年の分まで済んだんじゃないの?」
僕「ん?笑」
(忘年会シーズンの際は、
きみこばぁ「あんた忘年会行きすぎて、今年の記憶を忘れちゃダメよ?忘年会だけに」
だった。笑)
一方のみのるじぃさんは寡黙な方で、酒を入れないと口数は少ない。
89歳の年齢ながら、現役のスキープレーヤーで
冬になると一人スキー場を目指す。
毎度めちゃくちゃ心配するのだが、何食わぬ顔で平然と帰ってくる。
元気の良いことは良いことだ。
昨日、仕事を終えて21時過ぎに帰宅をした。
「帰ったでー。」
挨拶をして4mの距離をトボトボ帰る。
すると、
「あんた、飯食ったんかい?おうどん作っちゃるばい!」
きみこさんの甲高い声が聞こえた。
みのる宅で晩飯をいただく
しばらくして熱々の月見うどんとハンバーグが出てきた。
「いただきまーす!」
湯気の立ったうどんをズルズル音を立てながらすする。
みのるじぃきみこばぁは”なんでも鑑定団”を見てる。
今回のロケ地は大分県竹田市ということもあってやけに機嫌が良い。
しばらくすると、きみこばぁはキュウリの浅漬けを持ってきた。
歯ごたえが良く、味もよく染み渡っている。
高齢夫婦の夜
美味しいご飯をいただいた後、隣を見るとみのるさんがいない。
「あの人は21時には寝るけんね。私は23時過ぎにいつも寝る。この息の合わなさが長続きの秘訣かな。」
そして、続けて
「私たちの時代には、結婚相手は親が決めることが多かったのよ。私達もそう。好きな人と好きな時に結婚できる健太君世代は恵まれているのよ。」
何て返すのが正解かは分からないので、ふむふむと頷いた。
僕はみのるじぃときみこばぁがかなり仲良しだってこと知ってるからね。
不思議な生活
僕はジジババと2年間生活をしていて、お互いの価値観の違いに時に驚き
その度それらを認め合ってきた。
その証拠に僕らの連絡手段は、電話では無くて絵文字付きのメールだよ?
うちの大家さん結構イカしてるでしょ?😛
サポートはコーヒー代にします( ^ω^ )