ビーツのマフィン✳︎徒然レシピ
私の娘の学校には畑があり、教師と生徒が汗を流して作物を育てている(が農業高校ではない)。その野菜は生徒が自分たちで作る昼食に使われる(が調理学校ではない)。農作業も調理も、生徒自ら行い、生活そのもの全てが学びだと言い放つ、ちょっくら珍しい学校なのだ。しかしこのコロナ禍で登校できず、畑の営みも誰の手によって保たれているのかと気がかりだった。
1学期の終わりに、その畑の恵みが届けられた。新聞紙に包まれた玉ねぎと、
ビーツ!ビーツ!もう一回ビーーーツ!
葉っぱのついてるビーツ、はじめまして。
どうやって食べんの?ボルシチ?(強烈な色と土臭さで家族に不評だった記憶が蘇る)
、、、、、マフィンに入れてみるか。(ごまかしが効くかも知れぬ)
こんな時は「教えて!グーグル先生!」
自分で開発したレシピではありませんが、あちこち参考にして作ってみました。とても美味しかったので記録します。
☆ビーツのマフィン(お食事系)6個分
ビーツ.........正味100g(ペースト)
レモン汁.........小1くらい(ざっくりですみません)
牛乳(豆乳).........200cc
きび砂糖(てんさい糖).........大3
サラダ油(菜種油).........大5
酢.........大1
薄力粉.........150g
コーンフレーク(無糖).........50g
片栗粉.........大2
ベーキングパウダー.........小2
①さてビーツ。茎と葉は切り分けて別の料理に使う。食べられますぞ。根っこを丸ごとアルミホイルで包み、オーブン200℃で1時間下焼きする。茹でてもいいが、オーブンの方が入れっぱなしで楽。
↓玉ねぎも写ってますが、これも畑から。
②焼けたら皮をむく。手でスルッと剥けるよ。で、私は全部ペーストにして、半分はポタージュにしようと思う。ビーツは少しの量でもめっちゃ色がつくからね。フープロで滑らかに潰してレモン汁を入れる。バーミックスでやる時は丁寧にやらないと、周りにビーツが飛び散ってキッチンがスプラッタになるから気をつけて。必要な分100gを取り分ける。
あとは普通のマフィンと同じように作る。省略?して欲しくないって?ハイハイ。バターと卵を使わないヘルシーレシピなので、バターを練ったりはしないのさ。
③ビーツのペーストに砂糖を入れる。わ〜ピンク!
④オイルを入れる。よく混ぜて。わ〜ピンク!
⑤牛乳を入れる。わ〜ピンク薄くなった!うるさいわ。
⑥酢を入れる。、、、、、、
⑦コーンフレークをビニール袋に入れて綿棒で叩いて細かくする。それを入れたら更に、粉類を振るいながら入れ、さっくりと混ぜ合わせる。
⑧マフィン型に入れる。
⑨オーブン180℃で20分焼く。
ピンク色が鮮やか!天然色素だね。熱いうちに食べても、冷めてもふわふわで美味しかった。お軽食にどうぞ。
ああ、生徒であるところの我が娘は、泥つき野菜の下洗いをして消えました。マフィンが焼けたら出現。食べるだけかい!
学校のお食事作りを楽しみにしていた彼女は、学校の台所に立つことなく1学期を終えてしまいました。うちのご飯を作ってくれてもいいんだよー。