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顔を覚えたの


朝起きてチラリと外を見ればアパートの前の道路が濡れてる感じ。太陽は光の色。
「雨が降ったの?」と先に起きてる夫に尋ねたら「うーん、降ってないと思うけどぉー」と。
いつも天気の晴れや雨、温度湿度風の強さや気圧の高低まで、お天気博士のように聞いてもいないのに告げてくる夫のくせに珍しくあやふや。

夫が出勤しそしてさっき。
スマホを手に取ると防災通知が届いてた様子。
見てみれば。ほーらほら、早朝に豪雨予報が出てるじゃん。夫が起きた直後の通知。ははーん、起床時は極端に多分人より一層頭がボーッとして自分と世界を失っている夫の事。この豪雨予報や実際の豪雨にも全く気付かなかったんだな。なるほど。だから道路があんなにも湿って空気はキラリ。しかも今なんて風まで強く。

いい感じ。世間は世界はどうであろうと、この部屋はこの一瞬は今、いい感じ。一寸先は分かりまへんが、今日はこの心はいい感じ。
天候と心身の良い悪いの関わりはもう常識ではあるけれど、そんな事すらどうでもいいもういいよただ感じれば。世界は嘘でまみれてる。

あらら、大袈裟になっちゃった。
今日はなんだかすっきりと軽い、何かを捨てた気分の朝だったという話でした。






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