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リスナー紹介:まさきちさん - わざとなのね。
みずのです。
会ってきました。
九州の竹細工職人のまさきちさん。
2年間の竹細工修行を終え、
竹でお金を稼ぐ技術は手に入れたけど、
正統派竹細工職人ではない道を模索中みたい、
やりたいこと、進みたい方向が
あるようですが、進め方はまだ検討中みたい、
まだ目標に向かって突っ走る感じではなく、
迷ったり悩んだりしてる(?)みたいです。
少し関わったほうが
刺激をもらえておもしろそう!!
という直感あり!!
ズームでおしゃべりは不定期開催予定です。
ちょっと興味ある方は、
次回会議にご招待しますので、
みずの(ツイッター: @bono0126)までDMくださいね。
過去の記事はこんな感じ。
2泊3日九州旅行
北九州空港に着いて
強い味方は北九州の、むらさん。
車を出してくれ、運転は全部お任せの
快適旅行。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91267505/picture_pc_a78ab778b3c2d923466902afac6c78b4.jpg?width=1200)
を繰り返し、いつのまにか目的地。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91609330/picture_pc_0d649fb6b209d34dbb2019d51442c1b6.jpg?width=1200)
今回の目的は•••
まさきちさんのおもしろポイントを見つけること。
★聞くとなんでも教えてくれるのに、自分から発信しないのはなぜだろう?
現地で見つけるしかありません。
まさきち作品の写真を撮ること
インスタを初めて見たとき、みんなが言ってたコメントはこんなの。
★インスタに、作品写真をどんどん載せていけば、いい感じになるんじゃないのかな。
★現地に行って撮ってみたらいいよね。
★誰かが撮ってあげればいいよね。
どうせ何も起こらない。
みんなの意見をパクり、
行動に出ることにしました。
インスタの写真の謎
あなたは何をしてる人ですか?
って聞かれたとき、
モノを作ってる人なら、
自分の作品がインスタやホームページにあれば、一目でわかりやすい気がしますが、
とにかく作品の写真が少ない。
インスタはこんなの。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/90415207/picture_pc_ca6759393a3f4e9819ffda71fd34eccd.png?width=1200)
いろんな『ミトコンドリア』
たとえばまさきちさんの『ミトコンドリア』
という作品の写真。
実際に一目見ると、きれいな感じ。
触るとさらにいい感触。
ご自身のインスタでは、
作品のきれいさをアピールするんじゃなく、
雑草に囲まれ、こんな写真で紹介。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/90411478/picture_pc_14f8fbba16a2f8019d8e21c84342c242.png?width=1200)
オンラインショップでは
この『ミトコンドリア』は、
いろんな作家さんに混じって、
東京にある生活工芸品ショップで売ってます。
写真は草むらにいる時とは全く違う雰囲気。
(リンク先に飛んで、まさきち作品探してね。)
作品を並べてみた
住居兼の工房も見せていただけたので、
とりあえずまさきちさんの部屋に転がってる作品を撮ってみました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91357291/picture_pc_877f8b0021165930552e1675ffe66845.png?width=1200)
竹の作品を作る人なのね、
って一目でわかる気がするんだけどなぁ。
竹の節の話
みずのは竹民芸品の知識はゼロ。
正直言うと、興味も・・・。
でも、竹作品がごろごろある場所で、
ブツを見たり触ったりしていると、少しは興味も出てくる。
竹製品をよく見てみると、
節がボコボコしてるところは
あまりきれいじゃない気がするなあ・・、
って感じました。
まさきちさんに聞いてみると、
少し教えてくれました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91287106/picture_pc_e3bad29d9c7c5d653fb5bf87cbacb71b.png?width=1200)
目のそろった作品
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91201459/picture_pc_15ea80f77532bcd82cdad76bdf090dc0.jpg?width=1200)
目の大きさを均一に、
節の位置を均一にする。
目がそろってない作品
目の大きさがそろってないと、
普通ならダメと言われるらしいんですが、
まさきちさんの実験作。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91201479/picture_pc_b3f5e436154de36038412e47e530af57.jpg?width=1200)
『竹の気持ちになって作る』と、
節の位置はバラバラで、
目の大きさもバラバラ。
まさきちさん、作品を語る
目の大きさが不均一な作品が好き
らしいんです。
竹の節を折ったり継いだり、
接着剤ではさんだりして小細工すれば
きれいに作る技術は持ってる。
でもこの作品のときは
やりたくなかったらしい。
★人間都合で、むりやり節を隠したりしないものを作ってみたかった。
★ここにある竹をなるべくそのまま使ってみたかった。
★竹の都合を考えてがんばって作ったら、目がそろってない作品になった。
文面ではうまく伝えられないんですが、
こちらが上手に質問できた時、
竹についてすごく熱く語ります。
一部しか理解できてないですが、なんとなく
わざとなのね。
となっとく。
草の上に置かれた作品も、
写真に書いたデカい文字も
気まぐれやおふざけではないのかも••
と、気づくと、
これまた興味深いわけです。
こんな生活
おうち兼の工房に行った感想は、
聞いてたとおり、洗練されておらず、
お世辞にも、きれいとは言えない。
洗練されてないところもある生活。
それを隠そうとしない態度。
作品も生き方も、
ブレずに一貫してるのかも!!
と、改めて気づいた、
大変刺激に満ちた九州旅行でした。
ずっと一緒のムラさんも、
なにかいいものを感じたはず。
興味ある人、募集中です。
(ツイッターDMで、みずのかずなり@bono0126)