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【自己紹介】ちゃまるのこと・後編その1

はじめまして。
ちゃまるともうします。
アラフォー・シングル・一児の母です。

前編を読んでくださった方も、そうでない方も、興味を持ってくださりありがとうございます。
早速、ちゃまるのこと・後編(その1)をはじめます。


社会人20代編

社会人になることをひよって、大学院進学で2年の猶予を得た私だったが、就職活動を始めてもどこも採用してくれなかった…

「本当に勉強がしたくて進学したの!」

そんな嘘、社会人のプロたちはお見通しだったに違いない。

計算は得意で、決められた作業を淡々と正確にこなせると思い、銀行を受けて最終面接まで行くも不採用。なにが足りなかったというのか!
電車に乗って、隣の県まで試験を受けに行くもなかなか採用してもらえない。

自分の興味ややりたいことではなく、専攻を武器にできるシステム開発関係の仕事にしぼって、当時住んでいた市内の会社に採用が決まり、心底ホッとした。

なんとか拾ってもらったシステム開発会社で社会人生活スタート

自分のパソコンなんて持っていないところからのスタート。
大好きな猫との暮らしを綴ったブログなどは、ひとのパソコン借りて書いていたし、卒論もパソコン必須だったため、一通り操作はできたけれども。

エクセル・ワードやタイピング、パソコンやネットワークの仕組みなど、一通り教えてもらえて本当によかった。
基本情報技術者試験は、ハード面やサーバー関連がちんぷんかんぷん💦
何度かトライしたけど結局受かることはできなかったな・・・

ここで得られた大きなことのひとつは、ロータリー・クラブ関連の活動に参加できたことだろうか。
普段なかなか会えない社長さんがたとお話する機会がたくさんあって、全国で活動している人たちとの交流もあったから、今思えばすごい体験させてもらってたな。
毎年全国各地飛び回っていて、一番遠かったのは宮城県仙台市だったか!牛タン美味しかったけれど、伊達政宗像は見れずに残念。
ずっと忘れていたけれど、結構いろんな地を巡ったものだ。
一度、地図帳で行ったことのある都道府県に色をつけてみよう。楽しみだ。

とても素敵な経験ができたものの、仕事とのバランスが崩れ、精神的にも落ちてしまって、働けなくなってそのまま退職してしまった。

最後にクライアント様と話をしながらシステムの要件定義を行っていったのは、とてもワクワクしました。出来損ないな私に居場所を作ってくださった上司に感謝。

小休止からの、楽しいパート時代

実家に戻り、少しゆっくりすることになった。
のもつかの間、お仕事から離れ地元に戻ることであっという間に元気になった私。すぐにお仕事したくなる。そこで、ハローワークでちょうど出ていた期間限定の事務のお仕事に応募。見事採用となり意気揚々とお仕事再開✨

そこで、運命の出会いが!!
まだ出会っていなかった、将来の旦那さま☆のお姉様と知り合って仲良くなった。う〜ん、ご縁って大切。

皆さま、とても素敵な方ばかりで3ヶ月の雇用を、次の仕事が始まる直前までの5ヶ月に延長していただき、次の職場へとうつるのである。

楽しくも大変だった団体事務

以前のご縁から、2年間の契約でお仕事をさせていただけることに。
ここでの暮らしは、人生で一番快適だったかも知れない。
猫と一緒に住める部屋を探してもらい、私の人生最愛の猫(茶トラ)とともに引っ越してきた。
徒歩圏内に八百屋やアーケード、目の前にバスの停留所はあるし少し歩けば電車にも乗れる。もうサイコー!!

新聞社で毎月のように試写会の応募があり、毎回映画を無料で観に行っていた。ああいったものは、近場で必ず来てくれるようなひとに当たるシステムになっているのか?
時に主催者の抽選会なるものもあり、マッサージ付きのクッションがあたったり、試供品などいただいたり、とても輝く20代最後の独身生活を満喫した。パリピ生活ふたたび。

お仕事内容は、とても楽しかった!秘書さんのように色んなことをこなして、上司に連絡・報告を行った。基本職場にひとりでの作業だったので、気楽だったことこの上ない。
ただ、上司の方がとても曲のあるかただったので、これにはだいぶ悩まされた。けれど、理解のある方に囲まれてなんとかやりきった。

社会人30代〜独身時代編

空港保安業務ってどんなひとがやってるの?!

島にも空港はあるがチケット代は高いし、船はあるし利用することはあまりなかった。
そんな自分が空港で(島外である)、しかも安全を守る仕事に従事することになるとは!!思ってもみなかった。実際、これまた知人の紹介で採用いただく事になったのだが、事務のお仕事・・・だったはず。おかしいな。

ちょくちょく、自分の意思とは関係ない流れになるのは、軸がないんじゃないか・・・と思ったりもした。

空港保安業務って、警察官のような格好をして厳格そうにみえる、あの?
そんな責任のある仕事、私のような素人ができるのか?!
そんな空港保安業務には大きく分けて2つの検査がある。
各航空会社のカウンター前で行う手荷物検査と、保安検査場で行う身体検査だ。どちらもできるようにならなければいけない。結構シビアな世界だ。

最初の頃はすごく大変だった。なにがって、ローファーでかったい床の上に2時間立ちっぱなしである。足の裏の痛みが半端ないのだ!!
この頃の私の足の裏の硬さは、◯◯にも匹敵するであろう。

隣の町にある美味しいケーキ屋さんのお菓子を上司がたまに差し入れしてくれた。これがまた、しみる!
疲れ果てて、休憩中はテーブルに突っ伏す同僚!!そして、その疲れを癒やすべく、ケーキをほおばるのだ。

休憩中、テーブルに突っ伏すことができるのは中堅以上の先輩方だ。
新人はそんなことしている暇はない。

いくつかのテストがある。

身体検査で「ピー」と引っかかると、黒い棒を持って検査員が身体を調べる。これ、あまりいい気持ちするひといないよね。これにも手順がしっかりあって、先輩から最初に教わって合格点をもらってひとりで検査できるようになるのだ。

そして、荷物をX線に通す。あれは、ひとが画像をチェックしている。これにもテストがある。検査のない時間に、機械を使って自分で擬似荷物を作って中に何が入っているのかわかるようになる。実際の荷物を、先輩の横に座らせて見せてもらうことも。最終的に、先輩が作った荷物で何が入っているのか、危険物はないか。合格してやっと一人前だ。

こうやって、一人前の検査員として現場に立っている。
朝一便から最終便まで、時間は長いからシフト制。過酷な仕事である。だから、これを読んでいるかたにどうかお願いしたい。
検査で引っかかっても、検査員はケチを付けているわけではない。ムッとせず、快く検査を受けて欲しい。
なんなら検査で引っかからないように、細心の注意を払っていただきたい。
 ・ポケットにスマホや鍵が入っていない?
 ・大きなバックルのついたベルトや、金属のついた靴は履いていない?
 ・バッグが分厚く、中にゴチャゴチャと荷物を詰め込んでいない?
 ・口を開けた飲料品をバッグに入れっぱなしにしていない?
10年以上前の検査だけれども、そう大幅に変わっていることはないと思うから、是非にお願いします!

空港なので有名人もよく通る。
顔に出してはいけないが、にんげんだもの。心躍る。
大好きなaikoがライブが終わってやってきたときはもう!私の方を通ってくれ!!って願ったけど、通ったのは横のレーン。先輩がaikoを触った手で、せめてこれだけでも!って握手してくれたけれど、aiko本人ではないのだ。

思いがけず就いた仕事だったが、語りたいことは盛りだくさんだった。

この時に支えてもらったのはふたりの明るく元気なふたりの同級生。ちょうど30歳になる歳に出会ったので、サーティーズとしてよく集まって語り合ったものだ。つらいときは一緒に海を眺めたりね。

もうひとつの支えは、自転車屋さん。
この時、ロードバイクに初めて乗った。みんなと長距離サイクリング(と言ってもすごいスピード)はとても気持ちよくて、楽しい思い出。
大人になってできた仲間だ。

どちらの支えもいつかまた文章にできるといい。

プログラマー再び

ここまで書いて、嫌になってきた・・・
この仕事も、流されて決めてるじゃないか!
団体事務の時、簿記の勉強をして記帳できるようになっていた。だから、総務部で会計のお仕事をしたくて応募したはずだったのだ。

だのに、なぜ。

「以前SEの経験がありますね。うちはシステム開発の仕事だから、そっちの方でご自身の力を発揮しませんか?」
えぇ、あ、そうですね。

また自分がお馬鹿だと思いながら仕事をしなくてはいけない。あぁ。

幸い、素敵な先輩が上司になってモチベーションは保たれていた。
同世代の同僚もいて、人間関係も良好。素敵な職場だった。

ただ。そう。お正月に帰った地元で、旦那さんに出会ってしまった。

だから、それから3ヶ月でお仕事は辞め、地元に帰って結婚することとなる。

おしまいに

おかしい!
今回の記事で私のこれまでのすべてが書ききれるはずだった。

だのに、この文字数で私の人生最大イベントの結婚・出産がまだやってこないのはなぜだ!!
前回、後半へ続くとしてしまった。仕方がない、後編その1としよう。

もし、この記事を見つけて読んで下さる奇特な方がいらっしゃったら、最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました!

興味がありましたら、また書き加えられるであろう、別の記事でもお会いできましたら光栄です。

(そのうち書かれるであろう)後半その2へ続く。

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