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学校DXの壁〜新学期編〜

さあ!今年こそ頑張ろう!
と何事も最初はやる気出ますよね。
わたしは手帳の1ページ目とかも同じです(笑)


自己紹介

こんにちは。ちゃま先生です。
11年間、公立の学校で働いていました。
2024年の3月に退職し、現在はOLをやっています。
先生やっていた頃は、政治・経済を教えたり、水泳部の顧問をしたりしていました。

このnoteでは、日々の愚痴も含めてちゃま先生が日々感じでいたことをつらつらと投稿しています。過去の記事もありますが、そのままにしてあります。
現在は、ホームページ(https://chama-dx.com/)にて、先生たちの業務削減のためのナレッジや、公民科に関する情報を発信中。
少しでも皆さんの負担が軽くなり、先生たちと子どもたちの笑顔いっぱいの教育界になりますように。

4月だ!新学期だ!DX化だ!

4月になりました。新学期のスタート共に新しいことを始めるチャンスです。
学校DXを今年こそもう一歩前進・・・!
と、意気込んだのも束の間。
「学校あるある」の壁に阻まれているこの頃です。

まず、異動がありますので、働くメンバーが変わります。
座席の移動などもあったりします。
するとなにが起こるかというと。
「PCの接続問題」です。内部事務系ネットワークは所属校ごとに仮想サーバーが変わったりします。そりゃそうですよね。セキュリティ!
でも、そうなると「接続できません」問題が多発するんです。
ネットワークの接続から始まり、プリンターなどのドライバのインストール、メールの設定その他・・・・3日の業務はその「お手伝い」で終わってしまいました。

そしてもう一個大きいのが、「生徒が変わる問題」です。
学校DXの目玉の1つは、生徒のデータ管理です。
4月には昨年度のデータから今年度のデータへと、企業とかでいう「顧客データ」を毎年入れ替えなければいけないのです・・・
学年がただ上がって新規のメンバーが追加されるならまだいいですが、クラス替えとかありますよね。
それを紐付けて、新規の生徒を登録して・・・というちょっとめんどくさい作業。
そして1番厄介なのは、そのクラス替えはギリギリに決まるし(だって4月にも転変入がありえるから)、作業の前後でも前年のデータを動かしたり次年度のデータを動かしたりしちゃうんです。
1個ずつ、シンプルに玉突きで動けばいんですけどね・・・そうもいかないですよね。

セキュリティ問題もあるの、全てがいっぺんに動きません。
Microsoft Teamsのアカウントデータも、Classiやスタディサプリのアカウントデータも、ベネッセの模試データも全部、入れ替えます。
こういうのの作業って、どうしても偏りますよね。大変です。
セキュリティの壁さえ超えてくれれば、連動させちゃえば済む話なのですがそうもいかず。難しいね。

今年こそDXの推進を

とは言っても今年こそDX推進を実現するために奮闘中です。
今年度から観点別評価を行う学年(高校)の授業を担当するので、力を発揮できるのではないだろうか?と楽しみにしています。
ちなみに中学と中高一貫校にもいたので、観点別は慣れてます。

DX化が実現すれば私ももっと効率良く仕事できるし、他のことももっとできる。教育ももっと良くなるはず・・・!!!!

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