学校DXと成績処理
成績処理って、結構大変だとみんな言いますよね。
自己紹介
こんにちは。ちゃま先生です。
11年間、公立の学校で働いていました。
2024年の3月に退職し、現在はOLをやっています。
先生やっていた頃は、政治・経済を教えたり、水泳部の顧問をしたりしていました。
このnoteでは、日々の愚痴も含めてちゃま先生が日々感じでいたことをつらつらと投稿しています。過去の記事もありますが、そのままにしてあります。
現在は、ホームページ(https://chama-dx.com/)にて、先生たちの業務削減のためのナレッジや、公民科に関する情報を発信中。
少しでも皆さんの負担が軽くなり、先生たちと子どもたちの笑顔いっぱいの教育界になりますように。
学校DXで成績処理は劇的に変わる
学校の暦はそろそろ成績処理期間。
成績処理期間=忙しいの構図が学校にはあるなぜだろう?
私は10年教員をしているが、成績処理で苦労したことがない・・・
なにに時間をかけているのかわからない・・・
というのが正直な感想です。ごめんなさい。
おそらく
①ノートチェックなどを溜め込んでいて成績処理期間にチェックしている
②十分な評価材料がないから数少ないデータを細分化して成績をつけようとしている
の2点なのかな、と想像しています。
正直、ベテランの先生方の成績の付け方があんまりよくわかっていません・・・・
私は、年度当初に成績処理のためのエクセルファイルを作成し、その内訳も全部決めています。
そして生徒にもその内訳を公表。
なのでオンライン課題1回10点分で計10回(要件を満たせば満点 遅延や不足やがあれば半分、未提出は0点)などと事前に示しているので、あとはその通りにデータ入力すれば全て終わります。
課題提出は基本的に記録に残る形にしているので、後からのチェックも簡単。
データ入力後、齟齬がないかチェックする個人票も作成して生徒に点検させます。
なので、テストの採点終わって点数入力が終われば基本的にやることなし。
観点別評価でも同様です(中学でも経験あり)。
簡単に成績出すためには、データを溜めていくことが必要です。
出席日に紐付けた生徒の活動の様子も、データ化しています。Microsoft Formsを活用してルーブリックで点数化したリフレクションをさせています。
あとは自動的にキーワードと文量で理解度をチェック、点数化
相互評価もルーブリックを用いて互いの点数の平均値を点数化
こちらの評価と併せて成績に入れています。
そんなに大変な作業もなく、成績データが積み上がっていくので、最後に処理をするだけです。
このファイルやデータの方法を副業で販売しようと思って、今は準備をしています。ニーズあると信じている!!!
ちなみに成績処理ファイルは知り合いの方限定ですが、自治体の中には配布しました。二次配布や加工許可したのでもっと育っているかもしてません。
学校で使用するファイルなどで気を付けていることは
「汎用性を上げる」ことです。
難しい数式や関数は使いません。マクロも単純なものしか組みません。
そうしないと結局使い物にならないからです。
DX化の1番の課題は「理解」だと思います。
いかに便利なのか、いかに効率的なのかを理解してもらう必要がある。
その上でさらに必要なのが「人材」です。
使いこなせる人材がいないと・・・ね・・・・