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美術館と統合失調症 〜感覚過敏だからこそ楽しめる芸術鑑賞〜


こんにちは!ちゃまです!今日は美術館に行ってきたので、その感想を交えつつ、思ったことを気ままに書いていこうと思います。

統合失調症と感受性

統合失調症の特徴のひとつに 感覚過敏 があります。音や光、視覚情報など、ささいな刺激でも強く反応しやすく、時にはそれが幻聴や幻覚に繋がることもあります。日常生活では不便に感じることが多いですが、裏を返せば 感受性が豊か ということでもあります。

そのため、芸術分野で活躍されている統合失調症の方も少なくありません。作品を創る側だけでなく、鑑賞する側としても、この「感受性の鋭さ」はプラスに働くことがあります。つまり、 統合失調症の人は、一般の人よりも美術館での芸術鑑賞を深く楽しめるのではないか? というのが今日の気づきでした。

今日、美術館で考えたこと

実際に展示を見ながら、僕の頭の中ではいろんな考えがめぐりました。

  • 「生と死」という概念を人は分けたがるけど、それって本当に明確に分けられるものなのか?(結論はまだ出ていません。)

  • ガラス細工を見て、ソフトウェアもこういうふうに作ってみたいと思った。 (装飾を描き続けることはできるのに、どこかで止める。その「引き際」の美しさを意識した開発をしてみたい。)

  • 風景画を見ても特に何も感じなかった。 (これはもしかして、自分が自然や動物に近い視点で世界を見ているからなのでは?)

  • この絵画は西洋絵画なのに、日本的な儚さがあるな…。

…と、こんな感じで作品からたくさんのことを吸収し、考えることができました。

統合失調症の方にも美術館はおすすめ

「これは何を意味しているんだろう?」と考えるだけで、想像力が広がり、心地よい思考の時間が生まれます。美術館は静かで落ち着いた空間でもあるので、精神的にもリラックスできます。

統合失調症の方にとって、感受性の強さは時に苦しみを生むこともありますが、それを芸術鑑賞に活かすことで、豊かな体験ができるかもしれません。僕自身も今日、美術館に行ってたくさんの気づきを得ることができました。

気が向いたら、ぜひ美術館に足を運んでみてください。新しい世界が広がるかもしれませんよ。

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