見出し画像

統合失調症のカミングアウトをする時に気をつけていること

はじめに

こんにちは!ちゃまと申します。
僕は統合失調症歴16年なのですが、その中で何度かカミングアウトをした経験があります。カミングアウトするのはとても勇気がいることです。どう思われるんだろう、離れていかないだろうか、そんな不安が頭をよぎることもあります。でも、理解してもらえると心がすごく軽くなりますよね!

今回は僕がカミングアウトする時に気をつけていることや、伝え方のポイントをお伝えします。

注意点としてこの記事はカミングアウトを推奨するものではなく、あくまでカミングアウトの具体的な方法、心構えを書いたものであることをご理解ください。


仕事でカミングアウトする時のポイント

仕事では、 「どういった配慮をして欲しいか」 を伝えることが重要だと考えています。

僕の場合の伝え方
「実は統合失調症という病気なんです。僕の場合、幻聴が聞こえてきて、ある時期急に強くなって仕事に支障をきたすことがあります。そのときには恐縮なのですがお休みをいただきたいです。通常だと1週間程度で収まります。」


プライベートでカミングアウトする時

プライベートでは、相手との関係性を考えながら無理せずに話すのが大切です。特に近しい人には、 「困らせてしまうかもしれないけど、助けて欲しいこと」をシンプルに伝える と良いでしょう。


「実は統合失調症っていう病気なんだよね。幻聴が聞こえてきて、それに困ることがあるんだ。辛い時は話を聞いてもらえたり、少し手伝ってもらえると助かるな。」


相手が病気に偏見を持っている場合

カミングアウトする時に、相手が偏見を持っているかもしれない……と不安になることもありますよね。でも、本当に大切な人や、あなたを大事に思ってくれる人は、病気が理由で離れたりしないというのが僕の意見です。


最後に

カミングアウトするかどうかは、あなたのタイミングで大丈夫です。無理に話す必要はありません。でも、もし「話してみようかな」と思える時が来たら、今回お伝えした方法が少しでも参考になれば嬉しいです。

一人じゃないので、少しずつ、できることから進んでいきましょう。

いいなと思ったら応援しよう!