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統合失調症と仕事:僕の経験と働き方

はじめに

こんにちは!ちゃまと申します。
今回は 統合失調症を抱えながら、どのように仕事と折り合いをつけて働いてきたか について、僕自身の経験をもとにお話しします。僕の主な症状は 幻聴うつ状態 ですが、そんな中でも試行錯誤しながら働いてきました。もし同じように悩んでいる方がいれば、少しでも参考になれば嬉しいです。


働き始めたころの経験

1. 新卒の会社:カミングアウトしなかった後悔

新卒で入社した会社は 4ヶ月で退職 しました。病気の症状が悪化し、体力的にも精神的にも続けられなかったからです。今振り返れば、「せめて人事に病気のことを相談しておけば良かった」と後悔しています。

2. 障害者雇用:配慮はあるが人間関係の壁

次に 障害者雇用 で働きました。職場では「体調が悪い時は休んでいい」「静かな場所で仕事してもいい」など、さまざまな配慮をしてもらいました。しかし、人間関係がうまくいかず、結局 2年で退職 しました。
それでもこの経験を通して「自分でも仕事ができる」という自信が少し芽生えました。

3. 一般就労:伝えなかった失敗

障害者雇用での経験から、一般就労に挑戦しました。しかし病気のことをカミングアウトせずに働いた結果、体調を崩し 2ヶ月で退職 しました。無理をして働くことが、自分にとってどれほど負担になるか痛感しました。


フリーランスという働き方

その後、引きこもり期間を経て フリーランス になりました。最初のフリーランスの仕事では病名を伝えず「うつがある」とだけ話しましたが、それでも契約終了となりました。

今の働き方:病気のことを正直に伝える

今はフリーランスとして取引先に 病名や症状をきちんと伝え、配慮をいただきながら働いています。例えば、以下のように伝えるようにしています:

「実は統合失調症という病気で、幻聴がひどくなる時期があります。そういう時はお休みをいただくことがあるので、ご理解いただけると助かります。」

このように 配慮してほしい点を具体的に伝える ことで、相手にも理解してもらいやすくなり、安心して働ける環境が作れると感じています。


病状がひどい時の対処法

体調が悪い時は無理せず休むことを基本にしています。ただし、マネジメント業務のように最低限のコミュニケーションが必要な場合は チャットの返信 だけでもこなすようにしています。
「無理せず、でも自分の仕事はしっかりこなしたい」という気持ちと向き合いながら、病状と相談しつつ働いています。


働く上で大切なこと

統合失調症を抱えて働く場合、以下の2つが特に大切だと感じています:

  1. 職場で相談できる人を見つける
    病気のことを誰にも言わずに働くと、誤解されてつらくなることがあります。直属の上司や信頼できる同僚に 「配慮してほしいこと」を伝える だけでも、かなり楽になります。

  2. 無理をしない環境を選ぶ
    働いている場所が自分に合わないと感じたら、無理をせずに離れることも大切です。僕自身、無理をして体調を崩し、働けなくなった経験があります。あなたが無理なく続けられる環境を見つけてください。


最後に

僕は統合失調症を抱えながらも、なんとか働くことができています。でもそれは、周りに病気のことを理解してもらい、 「助けを求める勇気」を持ったからこそ だと思っています。

カミングアウトは怖いかもしれませんが、もし信頼できる人に伝えられたら、きっと少し楽になります。もし働くことに悩んでいる方がいたら、この記事が何かのヒントになれば嬉しいです。


あなたに合った働き方 が見つかりますように。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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