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地球🌏そっくりの惑星ケプラー1649cとは?

みなさま、こんにちは🌞
いつまで暑い🥵んですかね?


2020年に、
地球🌏から300光年先に、地球っぽい
惑星が発見されました。 


ケプラー1649cという惑星です。


2009年に、
地球サイズの系外惑星の探査のため
発射されたケプラー探索機は、
燃料切れになるまでの2018年まで
に2662個の惑星を発見しました。


ケプラー探索機の自動調査では、
ケプラー1649c は当初、惑星ではない
と判定されていました。


しかし、惑星ではないと判定された
星を後に研究者たちが手動で調査した
結果、ケプラー1649c は惑星と判定
されることになりました。


ケプラー1649cの特徴は、 

・サイズがほぼ地球🌏と一緒。
 (地球の1.06倍)

・地球と同様に岩石🪨でできている。 

・地表の温度が地球と似ている可能性
 がある。
 ケプラー1649cの平衡温度(※1)は、
 マイナス59度〜マイナス39度。
 地球の平衡温度は、マイナス18度。 
 地球は大気があるため、平衡温度より
 も高い温度で維持されている。
 ケプラー1649cにも大気があれば、
 地球と似たような温度帯になっている
 可能性はある。

 (※1)平衡温度:
       大気などの影響を考慮しない場合
       の理論的温度のこと。
 
・公転周期が一定
 太陽☀️に似ている恒星ケプラー1649
 が近くにあり、その周りを公転して
 います。
 ケプラー1649cの公転周期は、
 約19.5日。(1年が19.5日?)

・水が凍らずに液体で地表に存在している
 可能性が高い。
 液体の水が発見されたのは、
 ケプラー1649cがはじめて。
 水があるということは、生命も存在する
 かもしれません。
 ケプラー1649cは、恒星ケプラーの
 ハビタブルゾーン(※2)に属している。   

 (※2)ハビタブルゾーン:
  一般的にハビタブルゾーンという言葉は  
  惑星系のハビタブルゾーン(英語:  
  Circumstellar habitable zone、CHZ)
  を指すことが多く、恒星の周辺において
  十分な大気圧がある環境下で惑星の表面
  に液体の水が存在できる範囲を指す。


しかし、ケプラー1649cの公転周期は、
約19.5日であり、恒星から近い距離に
あるため、恒星のフレアの影響を
受けている可能性が高い。
 

ケプラー1649cの主星は赤色矮星であり、
赤色矮星は、質量が小さく、赤色の暗い光
を放つ恒星です。
赤色矮星はフレアの活動が活発である、
という特徴があり、ケプラー1649cに
大気があっても、フレアの活動で消滅させ
られてしまう恐れがあります。 その場合は、生命が活動するには難しい…と考えられてしまうのです。


また、300光年離れているので、
光の速さでも300年かかります。
1光年=9兆5000億Kmなので、

自転車🚲で急いで行っても100億年、
新幹線🚅で行っても、10億8300万年、
宇宙船🚀で行っても800万年かかります。

今の技術ではとても行ける距離ではない
ので、生命が存在するか否か、
より詳しい調査は難しいのです。

ワープ航法が開発されれば行ける
かもしれませんので、技術の発達
に期待するしかありませんね。
非常にロマンがある話ですが、
私たちが生きている間にそこまで
科学が発展するだろうか?


ちなみに、
生命が住むことができる条件は、
以下とされているようです。

①安定した公転軌道
 公転軌道が安定していないと、
 太陽の光が当たらない部分が
 生じ、気温が-200度になったり、
 逆に近づきすぎると5000度くらい
 になってしまい、生命は生きること 
 ができなくなる。
②充分な質量 
 大気を維持できる重力をそなえている。
 内部に鉄を多く含んでいる可能性が高い。
 →磁気圏を生み出して恒星風から守る     
  ことができる。
③自転速度が遅過ぎない
 自転速度が遅くなると酸素が薄くなる
 場所が発生する可能性がある。
 恒星からの紫外線や放射線が降ってくる
 可能性もある。
④四元素が揃っている
 酸素、炭素、水素、窒素

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