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11/13にアメリカ議会で開催されたUFO公聴会で進展はあったか?
みなさま、こんにちは🌞
約1ヶ月前になりますが、11/13にアメリカ連邦議会下院でUFO公聴会が行われました。
その内容を簡単に振り返ってみたいと思いま
す。
アメリカ連邦議会下院は、11/13に、
「未確認異常現象: 真実の暴露」というテーマ
でUFO(未確認飛行物体)に関する公聴会
を開催しました。
ここでは、UFOやUAP(未確認空中現象)
に関する専門家4人が証言し、議員たち
からの質問に応じました。
今回注目だったのは、4人のうちの1人、
国防総省元高官で政府のUFOに関する
研究プログラム「AAPIP(先端航空宇宙脅威
特定計画)」の責任者だったルイス・エリゾンド氏が出席したことです。
このエリゾンドさんは、実際に政府の機密
情報に触れながらUFOの研究や調査を
行っていた人です。
ルイス・エリゾンド氏は、
キッパリとUAP (未確認空中現象)は存在
すると証言しています。
「アメリカや他国の政府が作ったものでは
なく軍事施設を監視している。」
と語り、さらに、アメリカや敵対国がUAP
技術を持っていることを認め、「政府が事実
を隠している」と非難しました。
続いて、元アメリカ海軍少将で、国立海洋
大気庁(NOAA)の元代理管理者である
ティムガローテッド氏の証言です。
ティムガローテッド氏は、海軍にいた時に、
訓練中のパイロットから「UAPが何度も
ニアミス(危ない接近)をした。」という
報告を受けたそうです。
2017年の衛星画像に、円盤型のUFOが
はっきり写っていると証言しました。
また、ガローテッド氏は、「政府のUFO調査
部門などが、意図的に報告者たちの信用を
失わせる計画を進めている。」と猛批判して
いました。
次に、ジャーナリストのマイケル・シェレンバーガー氏の証言がありました。
シェレンバーガー氏は、「解像度の高いUFO
の写真や映像が数百あるいは数千も存在
している」と証言しました。
続いて、元NASAの職員のマイク・ゴールド
氏の証言です。ゴールド氏は、「UAPに関する
科学的な議論が偏見で妨げられている。」と
指摘しました。
共和党下院議員でUFO公聴会の議長である
ナンシー・メイス氏がエリゾンド氏に、
「政府はUAPの墜落機体を回収して、
その技術をリバースエンジニアリングして
いるのか?」と質問したところ、
エリゾンド氏は、「それは事実だ。」と回答
しました。
今回の公聴会で語られたことは、UAPに
関するほんの一部分に過ぎなかったので、
さらなる情報公開や議論が必要だと
されています。
ナンシー・メイス氏は、この公聴会の冒頭
で、「公聴会を望まない外部の圧力があった。
」と言っており、政府や国防総省が国民への
情報公開をしないことを非難していました。
特に、国防総省で情報を管理する、
全領域異常対策室(AARO)が透明性に
欠いていて、予算さえも一般に公開して
いないという発言をしました。
※AARO(全領域異常対策室):
2022年7月に設立されたUAPに関する
科学的調査機関。
AAROは、現時点では、UFOや地球外生命体の存在やその技術の存在を認めていない。
今回のUFO公聴会で、一番の問題は隠蔽体質のアメリカ政府にあると感じました。
4人の証言から、UFOやUAPの存在は確実
だと認められましたが、政府が隠蔽して
いるとして、今後どこまで情報を開示するのか?そもそも、どこまで情報を持っているの
か?地球外知的生命体に情報公開を禁じられ
たりしているのか?が気になりました。
来年1月に大統領に就任するトランプ氏や
CIA長官に指名されたジョンラトクリフ氏
は、UAPに関して、もっと透明性を持つべき
というスタンスなので、今後開示される情報
が楽しみですね。
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