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‘’まんまんまんぞく‘’の無限ループで洗脳されたオッサンマンが、ハチャけて恋愛を語る年の瀬。

ワールドカップの熱気が冷めやらず
未だカタールから激闘の興奮がただよってくる今日この頃。

ふと気づけば、
本年はすでにラストスパートをむかえた。

そろそろ仕事も、プライベートも、
“ふりかえり“
なんてものをしなければならないが、

“今年は飛躍の年に…”
なんてナニも考えず脊髄反射的せきづいはんしゃてきに、
年賀状には書きつらねた気がするが、

結局ボクが成長を実感できたのは
ツムツムのハッピーポイントを効率よく稼げる腕前があがったことくらいで、
それ以外は、何もない。

成長がない。

むしろ退化。

そんな一年であった気がしてならない。

忘れていたが、note を見返すと
どうやら今年はマメに
noteを“読み書き“する決意をもち
鼻息荒めにスタートをきったが、

いま非常に危ない。
一番危ない。

来月、つづる気でいるが秋口に
仕事面で‘’青天の霹靂へきれき‘’ともいえる動きがあり、その諸々もろもろに追われることおおよそ二ヶ月かん

毎日、職場と自宅で、
ほぼドアtoドアの生活を余儀なくされ
日々シュールで悶々もんもんとした時間を過ごしとります。

はい。

ということで、
特筆とくひつすべき大イベントや、
大事件が目の前にない。

そうなるとどうなることか。
最近のnoteは、
ご覧の通り“ただの日記“と化している。

と、なると、
もっと踏み入って考えてみると
こんなアラフォーおっさんの比較的ゲスイ日常における危険思想を
誰がのぞき見するんだ、
こんなものをSNSにあげてもいいのか、

という、真っ当な命題めいだいが生まれてくるが、

それでも一定数のnoterさんが意気揚々いきようようとみてくれているという
仰天ぎょうてんすぎて、ありがたい事実がここにある。

いやはや、お会いしたこともないが、
ボクにとっては大切な大切な皆さん。

あなた様が、
やや偏屈で、
ゲテモノ好きあるいはスカトロ好き、
と言う最低限の想定はできうるのですが、ご挨拶が遅れました。 

こんにちは、ゆづおです。

寒くなってきましたね。
くれぐれもノロウイルスに感染なんかして、皆様の大好きなトイレにこもる生活にならないように

どうか気を付けてくださいね。

ハイテンションCM

先週末。
とあるスーパーの菓子コーナーにいたときのこと。小型モニターが設置されており、CMが流れていた。

それは「1本満足バー」のCMだった。

少し調べてみると10年の歴史のあるCMで、バージョンが変わりながらも今に至るため、おそらく誰もが一度は目にしたことのあるCMであろう。

元SMAPメンバーさんが、超ハイテンションのノリで踊りながら
一本満足バーをボリっと食べて‘’旨い!‘’とうなるのだ。

このCMは23秒で一周するようで、
子どもと菓子を選んでいるあいだじゅう、

‘’まんまんまんぞく〜♪、いっぽんまんぞく〜♪‘’

というハイテンションのノリを「無限ループ」で聞かされた。

これには参った。

‘’一本満足バー‘’が、ボリューミーで一本だけで満足することは、
ヴィダーインゼリーが満足なことや、バナナが満足なことに並ぶ事実だとは思うが、

だからといって、
店内のモニターで23秒に一回のサイクルで
‘’まんまんまんぞく〜‘’
と、ノリノリのひょうきんな動きをしていいわけではない。

世の中には、「大人のわざとらしいハチャケた声」というものがある。
ボクは昔からそれが少し苦手だというのもある。ふだんは「少し苦手」で済むが、延々とループされると明確に脳に刻まれて苦手になる。

しかし、

しかし、、だ。

不思議なことに
何度も“まんまん満足”と宣言されると、
“一本満足バー”を試したい熱がぐんぐんと高まってくる。

本当にたった一本だけで満足できるんじゃないか、という興味が次第に優勢に立ち始め、いよいよ耐え切れなくなってくる。

だって、まんまんである。
まんまんに、満足するのだ。まんが2回余分についている。

そう思い始めると
こちらにあるはずの決定権はもはや、小型モニター側にうつってしまう。というか、主導権を握られてしまう。

買おうかな。買いたいな。

……よし、買おう。

そうしてボクは、ついに頭を抱えながらも
“一本満足バー“を買い物カゴに入れてしまった。

最近、ネットの広告がひとまわり精度が良くなった気がする

そういえば、最近、欲しいと思うものがYahoo!の広告スペースにも、
見ている記事にも、
広告でどんどん表示される。

一度も検索したおぼえも、
クリックしたおぼえもなく
心の中で、あれ買いたいな、あれ見たいな、あれしたいな、
と思っているものを不気味なほどに見事に表示してきて、ボクの購買欲こうばいよくをダイレクトに刺激してくるのだ。

理性なき男の末路。

無論、まんまと買ってしまう。
買わされている。
気づくと浪費ろうひがスゴイ。

よく考えてみると
Amazon、楽天、Yahoo!といったネットショッピングサイトの商品に限った話ではない。

noteの記事で最後に表示される
“こちらもおすすめ”
という他noterさんの記事。

読んでいたnoterさんの記事に直接的に関連しているわけではなく、
自分が興味関心をもつであろう
ポテンシャルの高い記事がゴッソリと陳列ちんれつされているのだ。

過去に自分が読んで“スキ”を押したnoterさんの記事を中心に
自分と言う人間のペルソナが丁寧に分析され、最適な記事が割り出されているような、
そんな気がする。
そこをあさり続けると何が起こるかと言うと、

“無限ループ”である。

子育て記事を読んでいると、
おすすめ記事に、
別noterさんの「子育て」記事が陳列される。

が、そのなかに記事には関連性がないものの、ボクにとっては興味のあるマラソン記事がポツンとまぎれ込む。

そしてボクは子育て記事に満足したころに紛れこんだマラソン記事を読み始め、その関連を一通り漁ることになり、
それにも満足してきたなぁと、思っていると唐突に“投資“関連が紛れ込む。

投資も一通り読んだなぁと思っていると、なんと今度は“子育て“記事がでてきて、
その頃にはボクは“子育て“記事を欲しているので、改めて子育て記事を漁り始めることになる。

これぞネバーエンディング無限ループフォーエバーオッサンマン。アラフォー。並びに非モテ。

こんなことはもちろん
YouTubeでも同様の現象が現れる。
一度ハマれば最後。

無限ループから抜けられなくなってしまうのだ。

男女交際までAIやシステムに選んでもらう時代に突入した

いまや、恋人探しは「職場や学校での出会い」の29.4%をしのぎ、
なんとなんと…42%で‘’マッチングアプリ‘’がトップという。

くええぇぇぇ、
オッサンからすると驚きを隠せない。

が、
ボクが絶叫しようと泣きわめこうとも、

もはや男女の出会いの多くは、
AIが介在し管理するシステムになったのだ。
なってしまったのだ。

そんな社会になってもなお、
マッチングアプリでの出会いを軽蔑な目でみるオッサンは、おそらく21世紀においてスマホを批判していたオッサンと同じぐらい時代遅れな存在とみなされるかもしれないが、

オッサンすぎるボクはやっぱり
少しだけ恐ろしくなってきている。

さもすると
現在4、6、8歳の我が子が恋愛をするとき。

少しこれを発展的にとらえるならば、
マッチングアプリをもちいない、AIやシステムのリコメンドを無視したパートナー探しの方が、‘’不自然‘’で‘’非常識‘’で‘’不道徳‘’とみなされる社会がくるんじゃないだろうか。

え?AIに相性を調べてもらってないの?

あらやだぁ。そんなんで結婚してもいいの?

って。

さらに、さらに。もしかしたらこの傾向は、
マッチングアプリだけではないかもしれない。自分に最適化されたものを次々と、AIがレコメンドしてきて、

あなたにふさわしい大学
あなたにふさわしい住まい 
あなたにふさわしい食事 
あなたにふさわしい職業

こちらが1ミリも思っていないことを
“これが正解”と促すような時代がやってくれば、次々と、自分の意志に反してAIががもの顔で声高こえだかに宣言してくるに違いない。

洗脳。誘導。

考えるとまさに恐ろしいの一言である。

恐ろしくなるのだけど、
広告がクリティカルな選択肢を提示した時、
それに逆らえるほどの意志は、ボクなんかには持ち合わせていない。

全ては、レコメンド機能のおおせの通りに。
全てはあなたの思うがままに。

そう。

ええ、わたくしはあれです。
もはやすでに飼い馴らされた理性無き

ネバーエンディング無限ループフォーエバーオッサンマン。アラフォー。並びに非モテ。

です。

と、まぁまぁ、それにしてもだ。

日記と言いながらもハチャけてしまって、
朝から長々と雑談をしてしまった。
 
いま7時。
腹だ。腹が減っている。
腹がグーっと鳴っている。

それなのに我が家は誰も起きてこない。
一人ぼっちの薄暗い部屋でPCパコパコ。

さて、ならば。

“いっぽん満足バー“

今から食べますわ。
まんまんまんぞくしようかな。
まんが、2回余分にあるしな。

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