酒はTPOで旨くなる
昨日のnoteにこんなメモをした。
昨日は会社の飲み会に行ってきた。
俺は酒が好きだけど、会社の人と飲む酒を美味しいと思ったことがない。
それはBBQしてようが、叙々苑を奢ってもらおうが、変わらない。
しかし、嫁や友達と飲む酒は時間が止まれと思うほど旨く、楽しい。この差はなんだろうか
@https://note.mu/challengekanata/n/n2fc09f1a7b34
平たくいえば「あー!つまんなかった!\(^o^)/」という愚痴 笑
せっかく心が動いたので、その差について考えてみた。
1.どういう時、どういう場所、どういう場面にお酒はおいしくなるの?
この記事は「会社の飲み会ってつまんないよねぇ」と同意を求めるものではない。
結論からいえば、酒を飲む時には、俺なりの(その人なりの)TPOがあって、それがBEST!になれば酒は旨くなる。と思っている。
俺はワインは飲まないので、魚には白。肉には赤。とかそういう専門的な話ではない。でも、それに近いのかもとは思います。
たとえば、
好きじゃない彼女を好きになる努力をした話|knt @no 女,no life|note(ノート
で書いたような、初夏のレモンティー、夏のビール、夏の麦茶、冬のほうじ茶で俺は幸せになる。というようなシチュエーションのようなもので、
酒でいえば(さっきビールを出したけど)、俺は夏の野外で友達と飲む酒は最高。
人によっては、春の桜の木のしたで家族と飲む酒が最高というのもあるだろう。
ちなみに俺は冬であれば、居酒屋をハシゴしながら友達と飲む酒も旨いと思っている。
この共通点は、気候にあった開放的な場所で、心を普段から許している相手と飲んでいる。ということだ。
1番のサカナはつまみではなく、TPOなのだ。
どんな話をしたか?というのは覚えてないことの方が多いけど、その時の雰囲気は忘れないものだ。
2.その人の酒TPOの存在を知らないということ
一方で酒がまずくなる俺のTPOは、季節を問わず、場所も問わず、心を許そうと思っていない、また、許してしまうとつけ込まれる可能性のある関係の人と飲む酒だ。
だから、俺は会社の飲み会は嫌いだ。特にホワイトカラーでの会社の付き合いでできた友達は過去に3名しかいない。全然心を許さない。
最近は色々と変わってきているようだが、酒を飲み慣れた社会人の方が、この酒TPOを知らない人が多い。
大人になるとコミュニケーションがよっぽど下手になるのか、「コミュニケーションを取りましょう。」とあちこちで騒がれだす。
コミュニケーションを取りたい人が相手の酒TPOを理解するコミュニケーションを取らずに、いきなり飲もう!と誘ってくることは多い。
断れば「コミュニケーションが足りない」などと言う人もいる。俺から言わせれば、そういう人ほど酒TPOを弁えるというコミュニケーションが足らない。
言ってる俺はそんな偉くはないんだけど笑
これは別の喩えになるが、2回だけ目が合っただけの人から「デートしよう」と誘われて行く人がいるだろうか。まあ、いないことはない。くらいの珍しさだろう。それと同じくらい俺は煩わしく思っている。俺の酒TPOにマッチしていないからな。
この事象があなたの酒TPOにマッチしていれば、それはそれで行ったらいい。というか、行くべきだ。旨い酒は飲んだ方がいいに決まってる。
3.酒TPOを通じて友達ができる。もしくは情報が手に入る。
これはおまけで思いついた話だが、会話に困ったら酒TPOの話をするのも捗るかもしれない。
どんだけ趣味のない人も、多少酒が飲めれば、この酒TPOカードが使えるからだ。
例)
俺「こういう場所で、友達と飲む酒が好きなんだよね」
初めて話したAさん「え!それなら、今度こういうイベントがあるから行ってみな!」
という感じで知らない人とも会話になる。
「酒TPO」というキーワードだけで、こんな引き出しがある。
・酒の話
・その場所についての話
・自分がどういう時間が好きか
・昔そこであった出来事(話で伝えられる範囲の)
などなど、初めて話したAさんに興味があったり仲良くなりたければ、距離感を見て「今度ここ行ってみませんか?」でもいいだろう。
コミュニケーションなんてマニュアルじゃなくてこんなふうに自然にとれていくもんだろう。
4.お酒をおいしく、楽しく飲む方法
最後にまとめます。
【お酒をおいしく、楽しく飲む方法】
・自分の酒TPOを知ること
・自分の酒TPOに合わせて飲みに行くこと
・自分の酒TPOに合わなければその飲みは断ること
コミュニケーションはついでにやっときゃいいよ笑
そんじゃ、楽しい酒ライフを!