伝説の女 スズキ5

スズキと付き合っていた頃、俺は20歳でスズキは18歳(高3)だった。


もちろん、告白のフェーズはあった。

まだ俺が11個上の主婦と不倫をしていた頃、
俺はオバサンと付き合ってた反動で、
若い太ももを欲していた。


そう、その頃の俺はパンっと張った若い太ももにエロを感じていた。

まあいいわい。



とある夜、付き合う前のジリジリした時期に、スズキからこんなメールがきた。

「会いたいですね。会えないけど。」


このメールでスズキは俺の事が好きだと察して、チャリ走らせてスズキのいるところへ向かう俺。

もちろん、メンヘラだとも、ブスだともその時は思っていない。


その勢いで告白した。
だってそうだろ。あんなメールが来て振られるわけが無い。
そう思ったのだが、


返事は「うーん、ちょっと考えさせてください。好きだけど、よくわかんない」


え。

もしかして:俺の事いま振った?


まあ、そういう女はいるだろう。
そういうつもりじゃなかったけどウッカリミスってやつ?。

俺は「わかった」と言ってその日は帰った。



翌日にまたメールが来た。


「伝説の木の下で」…ではなく、
どこそこで待ってるから的に呼び出された。



スズキを前にした俺。

当然返事だろう。


YES or NO


ところが、

「あどね〜、あだちね〜」と始まり、

「昨日、夜沢山考えたんだけど…


どうしてもわからないの…(ウルルンウルルン)」



あー、振られるな。と思っていた。



「だからね…」


「いっじょに…いっじょに…考えてェェェェ(シギャァァァ!!)」



泣き出すスズキ


恋の魔法がかかっていたとしても、
正直、コイツやばいのでわ。と予感した。



が、20歳の俺、性欲の塊。



こ、これは上手く慰めればヤレるのでは、ほひほひっ。



俺「俺は正直告白してる立場だから、付き合ってくれとしかいえないけど」


当たり前のことしか言ってない笑


もちろんその続きには「サアサア、つべこべ言わずにYESと言っておっぱじめようぜ」で気持ちが溢れている。




最終的には「いいですよ、その代わり嫌になったら別れますよ」というかなり上からスズキでOKをもらったのである。



これがTheスズキの誕生であった。

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