
【節約生活#775】体を壊した時期を振り返る
趣味で節約生活をはじめてみた。
肉体的、精神的、社会的な健康を目指しながら節約をするというルールで挑戦中。
(2024,6.15更新 それまでは「健康で文化的な生活をしながら節約をする」というルール)
仕事は少なくなっているはずなのに
最近は睡眠時間が伸びている。本日も二度寝をしたら12時間くらいになった。疲労やストレス、何かしらの不調があるかもしれない。
原因は仕事に出る日が連続しているからということはわかっている。気づいたら20日くらい毎日仕事に出かけていた。
そうは言うものの、過労で体を壊したときほど働いているわけではない。意味のない仕事に嫌気がさして仕事をやめてしまったので、不定期の仕事ばかりを受けている。今回はちょうど不定期の仕事が重なってしまった。
比較をして健康を保つ
たまに体を壊したときのことを思い出さないといけない。そうしないと今回のように仕事が立て込んでしまう。そうなると、一番大事にしている自分の時間をとることもできなってくる。昨日、少し時間があったので2月にどのような節約をしようかメモ帳を開いてみた。ところが、何ひとつ思いつかない。しばらくぼんやり考えてみたけれども、ヒントになりそうなアイディアもなかった。
結局は自分を失うことが一番怖い。
節約をはじめるころからそういう考えになった。自分の人生と言える時間はどれくらいあったのだろうか。ほとんど言われっぱなしで、従いっぱなしであった。受け身で生きていたから当たり前である。
受け身でなく、自主的に、と思ったとしても急にはできない。
2月の節約を考える時に何も思いつかなかったのも同様である。朝に少し考えてみたけれども、思いつかなくてもインターネットで検索するワードくらいはいくつか出てくる。そういうことすらできなくなってしまう。
過労で倒れて病院に通うはめになったころをきちんと思い返しておくことが必要である。
特徴としては、次のようなものである。
・長時間の連続しての仕事
・受け身でだらだらと集中せずに時間をすごす
・締切と予定がいくつも重なって把握できていないことだけを知っている
・できなかったときの尻拭いは自分ひとりでしないといけない
・ミスが重なって、ミスへの対処の時間がほとんどであったりする
・仕事を作るのは自分ではなく他の人で、自分はただやるだけ
あの頃は、常に寝不足で、一日中目を開けようと頑張っていた。頭も体もやけに重たかった。体重も今より10kg増で、ときどき心臓のあたりに痛みがあった。血圧などはどうだったか覚えていないけれども、コレステロールはひっかかっていた記憶がある。
ちなみに、幸運にも仕事に戻れたあとは、仕事をしているふりばかりを強いられるブルシット・ジョブ的な働き方がメインになってしまった。
今思えば、こちらも不幸なことである。
子どものころ、学校で日本国憲法は素晴らしいものだと習った記憶がある。ところがどうだろうか、25条の「健康で文化的な最低限度の生活」なんてほとんどの人からすれば夢のまた夢である。架空の日本、パラレルワールドの日本のような感覚である。
結局のところ、自分の身は自分で守らなくてはいけない。
本日でしばらく続いた労働は終わる。明日は休める。
きちんと睡眠をとって、まずは自分の心を見つめる時間をとりたい。