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【節約生活#780】節約は配分力

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 肉体的、精神的、社会的な健康を目指しながら節約をするというルールで挑戦中。
(2024,6.15更新 それまでは「健康で文化的な生活をしながら節約をする」というルール)

 3月16日までお酒を飲まないことを挑戦中。手法としては次の通り。
・就寝時間を9時前にする。
・コンビニに入らない。
・お酒を飲みたくなったらお菓子を食べてよい。

節約とはなにか

 くせなのかもしれないが、ときどき定義を考え直すことがある。

 節約について定義を考え直したのは昨日仕事に出かけたときであった。節約と健康のためにウオーキングでの移動をしている。昨日は午前に1時間歩いた。
 歩きながら、以前の自分は歩きに使う1時間を無駄だと捉えていたことを思い出した。
 歩くことに1時間も使うなら、仕事がその分できるだろうと。場合によっては体を休めたって良いではないか。
 しかしながら、体を壊したあとは考え方はがらりと変わった。こなした仕事の量よりも、心身が安定していることの方が重要である。心身の余裕に加えて時間の余裕がないと自分自身でいられなくなる。そんなふうに変わった。
 だから、健康のために時間をとることは仕事よりも優先順位が高くなる。そして、1時間も歩く時間の余裕を作ることは、時間配分が成功している証拠でもある。

 そう考えて、配分することは節約でも同様であることに気づいた。
 大事なものから順にお金を振り分けていく。自分にとって不必要なものにはお金を配分しない。節約はお金の配分でもある。

配分力

 時間の配分もお金の配分も人生や生活を自分の好きな通りに過ごす秘訣かもしれない。
 そうすると配分する力、能力は生きる上で大きな力になる。配分力は生きる力と言うことができるだろう。

 実際には配分を決めること、実際に配分通りに過ごすもしくはお金をつかうことが、配分力とすることができるかもしれない。
 何を優先するかがわからないと、目の前の衝動にまかせてふらふらと流されてしまう。優先してすることが決まっていなければ、お金の無駄遣いも無駄な時間を過ごしてしまうことも起きてしまうこと請け合いである。
 もちろん、やることが決まっていても、衝動に流されてしまうことがある。かつては強い意志が必要なのだと言われていたけれども、最近では習慣や生活の仕組みに組み込んでしまうという技が開発されている。

終わりを意識する

 そもそも配分する以上にお金があればよいではないか。
 子どものころはそういう考えであった。
 大人になって稼げる力に限界があるのだということがわかってきた。しかし、体を壊すまで健康で働ける時間が無限にあるのだと勘違いしていた。意識しないと時間の有限性にすら気づけない。

 使えるお金の限界、使える時間の限界を意識して過ごさないとすぐに限界を超えてしまう。そうして自分をどんどんと追いこんでいってしまう。
 そういえば、以前資産管理の本を読んでいたときに、資産管理の目的は死ぬ直前に資産を最大化することではない、というようなことが書かれていた。最もなことである。ちょっと前に流行った本に、死ぬ前に自分のお金を全部使い切れというのもあった。そこまでいけば見事な配分力である。そこまで自分自身と未来を見通すことは難しい。

 ただ、有限であることを意識してお金も時間も大事に扱うべきである。それが配分力をじょじょに増していく習慣になるのではないかと考えている。


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