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#7 モチベーションの原点 21.01.05

2021年の抱負を上げて今年は朝活を頑張ると決めたにも拘らず、
早速寝坊してしまったのですが、
原因が怠けではなく体調不良だということに気付いた36歳です。
#どうりで体が言うことを聞かないわけだ
世の中がコロナさんによって大変なことになっているので、
みなさんも体調にはくれぐれも気を付けてください!
#2時間弱寝たら多少回復しましたのでご心配なく

本日はモチベーションの原点というテーマでまとめてみたいと思います。
人それぞれなので考え方の違いはあることは百も承知でござんす。
#ござんす

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▼ディズニーに嫉妬する男
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このタイトルを聞いてピンとくる方も多いと思いますが、
かの有名なウォルト・ディズニーに嫉妬した男がいたんです。
その名はお笑い芸人であり、絵本作家であり、最近映画の制作総指揮かつ脚本家も務めたキングコングの西野亮廣です。
彼の目標は「ディズニーを超えるエンタメを作ること」というのは、
最近でもそこらかしこで話をされているのでご存知の方も多いと思いますが、
なぜ西野さんがディズニーをライバル視したかをご存知の方は以外と少ないんじゃないかと思っています。
#西野ファンの方は聞くまでもないよねw

西野さんがディズニーをライバル視したきっかけは、
どうやら以下のような話らしいです。
好きな女の子とディズニーランドに遊びに行った際に、
とっても楽しんでくれたようで大満足だったそうですが、
ふと西野さんはこう思ったそうです。
「今この子を楽しませているのはディズニーランドであって、自分ではない・・・」
はい、そうなんです。この純粋な男のいわゆる「嫉妬」と呼ばれる感情で西野さんはディズニーをライバル視したそうなんですね・・・。
嘘のようはホントの話です。
この嫉妬を基に絵本作家の道を歩み始め、
映画まで作っちゃいました。
そしてその映画はなんとあの「ポケモン」を興行収入では超えていたりするんですね・・・。

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▼抽象化してみると・・・
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この話、普通に聞いちゃうと西野さんってその嫉妬をそこまでモチベーションにできてすごいなで終わっちゃうかもしれないんですが、
ところがどっこい、ここで前田裕二式の抽象化をしてみると、
結構この話は的を得ていることに気付きます。
#ところがどっこいの使い方w

よく新規事業の立ち上げにおいて、
マーケティングの観点でターゲットの分析ってやると思うんです。
その際に言われることって、広いターゲット設定ではなく、
「たった一人の実存するN:1のストーリー」が大事であると。
いわゆるマーケティングの専門用語でいうとペルソナってやつですね。

これって一般的に考えると、
新規事業を立ち上げるんだから、たった一人のストーリーに目を向けて事業開発なんてするより、より広く受け入れられるように事業を考えた方が良いじゃん!って思いませんか??
少なくとも僕はそう思いました。

でもどうもそうじゃないらしいんですね・・・。

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▼たった一人の実存するペルソナのストーリー
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なぜ広いターゲットを見るより、
たった一人のペルソナを見た方が良いのか・・・。
それはこれだけSNSが流行し、様々な価値観が認められつつある現代社会において広いターゲット設定をしたとしてもその深層心理って全然違ってくることが多いというのが一般的な解釈だと思われます。

例えばですが、
「30代男性」といっても、
このターゲットは、
・独身か、既婚か
・会社員か経営者か
・好きな食べ物は?
・趣味は何か?
・住んでいる地域は?
などなどによって同じ価値観に対しても受け取る印象がまるで異なるため、
上記のようなターゲット設定をしても顧客の深層心理を突くようなことが逆に難しくなってしまい、広く受け入れることはできるけど、顧客からの「指名」を受けるほどの激刺さりする事業を産み出すことって難しくなってきているんですね。
もちろん制作されたもののクオリティーがズバ抜けていて潤沢な広告予算を保有していれば話は別ですが・・・。

そんな中で設定されるのがペルソナという考え方でして、
より対象となるターゲットを具体的に絞り込むことで、
・どんな場面で自社の事業が必要か
・その時にどんな感情をいだくのか
・そのサービスにはいくらくらの価値を感じてくれるのか
を具体的な一人の人間をイメージしながら考えることで、
たった一人の実存する人物に刺さることができれば、近しいバックグラウンドを持つ属性の方々にも刺さり、広く認知され、市場に出回りヒットにつながるという流れになるという考えです。

このペルソナにおいて重要なことが、
頭で想像した人ではなく、実存するかどうかは非常に重要であり、
これに加えてこの実存する人物の課題解決が自分にとって「痛みを伴うほどの強烈な課題であるか」どうかが重要であるというように新規事業の立ち上げに携わる方々の中では言われています。
この点で言うと、自分が企画したプランで彼女を喜ばせたものの、
実際彼女が喜んでいるのは自分ではなく、ディズニーであったというのは非常に分かりやすいエピソードであり、これに対する嫉妬心というのはきっと自身が芸人でもある西野さんからすると「強烈な痛みを伴う」嫉妬になったんだと思います。

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▼みなさんに転用してみると・・・
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ということでこれまで述べてきた話って、
男性であっても女性であっても、誰にでも当てはまるエピソードになり得るんじゃないかなって思いました。
これは何も新規事業を立ち上げたいって人だけでなく、
要はこの西野さんの考え方を転用することで、
自分にとって痛みを伴う程の嫉妬心が生まれてモチベーションになり、
自分が成長するきっかけになるなら、あなたの身の回りで起きている事象の捉え方を変えてみたらいかがでしょうか?という話です。

何もディズニーランドじゃなくても、
彼女とクリスマスに食べたケーキ、彼女は美味しいと言ってくれて食べてくれてますが、これを作ったのはあなたじゃない
#クリスマスケーキ
映画鑑賞に連れて行った人が映画で感動して泣いているけど、
泣かせたのはあなたではなくて、映画を作った人たち
#映画えんとつまちのプペル
ライブイベントに連れて目の前で喜んでいるけど、
実際喜ばせてるのはあなたではなくて、ライブをしている演者たち
#天才万博
といった具合に身近に起きている事象でも見方を変えればモチベーションの原点となり、あなたを成長させるきっかけになるかもしれない。
自分の身近にいる人を幸せにするためにどれだけ他人の力に頼ってるんだよって思ってみると・・・。

バカなようで真面目な話。。。
これをどうとらえるかはあなた次第。。。w
誰かのモチベーションの原点になることを願って!
少なくともこれに共感してしまった僕はバカなのかもしれない。
でもそんな自分も嫌いじゃないって話。。。w
それでは今日はこの辺で!

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